手軽な美渓、黒倉又谷遡行。

渓谷の名称
黒倉又谷
山域(ピーク)
台高
渓谷の概要
大台ケ原西部の大和岳付近から北へと流れる黒倉又谷は本沢川流域では比較的入渓し易く人気が高い。前半の廊下帯から美しいナメ群、そして穏やかな渓相へと変化して遡行者を飽きさせない、短い谷ではあるが沢の楽しさを充分満喫出来る渓として推奨できる。
コースタイム
【筏場】 8:30
【黒倉又谷出合い】 8:55
【大釜の3M斜瀑】 9:50
【4連瀑の手前】 11:20
【植林小屋】 12:50
【筏場】 15:00
ポイント
【★★☆☆☆(沢1級+)】 入渓してすぐの廊下は釜を泳いで8M斜瀑は左手をショルダーでバンドに上がる。続く廊下は右岸の杣道を伝った。後半の4連瀑は直登可能な滝もあって楽しいところ、自信が無ければ巻くことも出来る。
下 山
【★★★☆☆(要読図力)】 植林小屋の対岸やや下流から仕事道を拾うが取り付きから水平道に出るまでが不明瞭、詳細は遡行図に記したのでそちらを参照ください。
装 備
一般遡行装備必携、ロープは持参したが使用しなかった。細引きや長めのスリング等あれば普通に遡行する分は大丈夫だろう。
お勧め度
★★★☆☆
参加人数
2人
所要時間
約7時間
天候
晴れ時々くもり
遡行日時
2017/07/16
地形図
大台ヶ原山
水量
少なめ
遡行図
その他情報
《フリクション情報》:滑りやすい 《ヒル情報》:見なかった 《温泉》:かもきみの湯(600円) 《その他》:筏場の駐車には600円必要、時間にもよるが早朝は黒石谷手前の監視駐在所での支払い、日中は筏場に集金人が駐在している。温泉はこの界隈だと入之波温泉が近い訳だが週末は混雑必至。


【二回目の黒倉又谷】 

同行者の希望で黒倉又谷に行く事になった。
この谷は2005年以来の二回目となります。

黒石谷手前の駐在監視所で駐車代金600円を支払います。
早朝からご苦労様です。

【筏場(8:30)】 

まずは本沢川沿いの登山道を行く、
黒倉又谷の出合いまで30分弱くらいかな。



まずは本沢川を見ながらの登山道

【黒倉又谷出合い(8:55)】 

右岸から小さく巻いて岩間滝の上から入渓、
いきなり大きな渕があって泳がされます。
これが冷たいのなんのって(^^;。



いきなりの泳ぎで凍えます

3M斜瀑をズリズリ上がると目の前に美しい8M斜瀑、
でもこれツルツルで手強いんですよね。

前回は右手の壁際を登ったけど結構怖かった。
今回はもっと弱点?をって事で左手側をショルダーでバンドに乗り上げる。



ツルツルの8M斜瀑、左手からショルダーで!

続く廊下は右岸の踏み跡を使って通過、
明瞭だけど最後にちょっと抜けている箇所あり。

美しい6M滝は右手から直登、
ここから魅惑の斜瀑群が始まります。



美しい6M滝は右手を直登できる

【大釜の3M斜瀑(9:50)】 

ナメと斜瀑を快適にこなして大釜の3M滝は左岸のヘツリます。



ナメと斜瀑を快適に進む

一旦大人しくなるけど大岩の鎮座する斜瀑を抜けるとナメ祭り後半戦開催、
延々と続くナメの競演に自然と笑顔になりますね。



斜瀑祭り後半戦開催中

出てくる滝は殆ど直登やけど流木の刺さる4M滝は無理で左岸から巻いた。



こいつは無理で左岸巻き

【4連瀑の手前(11:20)】 

やがて谷は90度右折して連瀑祭り、
ここからが一番のお楽しみどころかな!?。

最初の5M滝は左手のキワから登ります。



4連瀑最初の5M滝は左手のキワから直登

2段目は流芯を難なく越えるけど3段目の6Mが試案どころ、
直登は厳しく左岸から小さく巻いた。



3段目の6Mは左岸から巻いた

4段目の6Mは左手の流芯を直登、
一見簡単そうだけど滝頭への一手に手がかりがなくちょっと緊張しました。



4段目の6M滝は一見簡単そうだけど最後にちょっと緊張

箱淵っぽいところを越えるとすっかり穏やかな渓相に、
そうこうしてると右岸に植林小屋が見えました。
今日はここまで!。

【植林小屋(12:50)】 



植林小屋を見て今日の遡行はここまで

実はこの谷って下山が核心なんですよね。
ネットとか見てても迷ってる報告をよく見かけます。

なので前回も下山詳細を書いたんやけど、
今回ちょっと雰囲気変わっている箇所もあったので遡行図に詳細書いておきました。

要点は植林小屋対岸の取り付きから水平道までが不明瞭な事、
Co840mピーク手前のコルから白倉又側には行かず黒倉又谷側の植林斜面に進む事、
C0760m付近で主尾根から外れて植林斜面を下るからそこを見落とさない事、
この三点さえ押さえておけば後はそれなりに何とかなると思います。



コンタ840mピーク手前のコル付近

【ここは沢遊びのメッカ!?】 

筏場に帰ると駐車場に何台ものマイクロバス、
聞けば沢登りのツアーが何十人も入ってるらしい。
ここは水遊びのメッカなんですね!。

暫くすると大勢降りて来た。
全身ウエット&ライフに身を包んだフル装備、
老若男女キャピキャピ感満載で実に楽しそう。

結構ジロジロ見られてる気がするけど、
向こうから見て泥だらけの私らはナニモン?って感じなんでしょうかね(^^;。

そんな訳でそそくさと筏場を後にしました。
本日も山の神様に感謝。



遡行図




*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。

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