予想と違った足谷遡行。

渓谷の名称
足谷
山域(ピーク)
鈴鹿(ヒキノ)
渓谷の概要
鈴鹿の中央を流れる御池川と茶屋川に挟まれた狭い山域のヒキノ付近から流れる足谷は下流部に小規模ながら廊下を持っており目を楽しませてくれる。出てくる滝は簡単なものばかりだから沢登りという点では物足らないが気楽な谷歩きで自然の中に浸るのも一興だろう。また付近は木地師発祥の地として古くから人と山とが関わりを持っており山里の情景もまた味わい深い。
コースタイム
【駐車地】 9:45
【二俣】 10:00
【ヒキノ】 12:25
【駐車地】 15:00
ポイント
【★☆☆☆☆(沢1級)】 渓中とくに問題となる箇所はないと思う。出てくる滝は全て直登可能です。鈴鹿らしい穏やかな渓と里山の風情を楽しむ。
下 山
【★★☆☆☆(不明瞭箇所あり)】 下山はP787mから少し進んで植林が出て来たところで北に伸びる尾根を下る。尾根に道は無くほぼ植林内で倒木のうるさい箇所もあるがそれほど困難ではないだろう。
装 備
一般遡行装備必携、ロープは不要。
お勧め度
★★☆☆☆
参加人数
2人
所要時間
約5時間
天候
くもり
遡行日時
2016/10/22
地形図
竜ヶ岳
主な地質
DATEなし
遡行図
その他情報
《フリクション情報》:良好 《ヒル情報》:見なかった 《温泉》:十二坊温泉(600円) 《その他》:時間に余裕があれば帰りに蛭谷集落の木地師資料館に立ち寄るのもあり。


【行ってない山域】 

「源流部が魅力を秘めていて切り捨てるのが惜しい気がする」
西尾本のこの言葉が気になってまだ歩いていない足谷を訪れた。



出合い付近に駐車、ちょっと紅葉も始まっている

【駐車地(9:45)】 

出合い付近の路側に車を止めて入渓は9時45分、
「入川口」の案内から御池川に降りたところが出合いです。

御池川の本流を渡って入渓するがいきなり暗い感じの廊下状、
対照的に本流の白い河原と青系の水が美しい。



足谷は本流の明るさと対象的に暗い感じ

斜瀑を越えて遡行開始、
両岸は壁だけど中は浅い渕があるだけで通過は容易です。



まずは斜瀑を快適に越えていく

二俣を左に取れば廊下の奥に5M滝が見える。
右岸から釜をへつって直登。



廊下奥の5M滝を直登

谷は廊下の中を屈折してなかなかの渓相を見せる。



廊下の中に小滝が連続

細い溝渕の奥にCS4M滝、
釜は深くて浸かりたくない。

ここは左岸をへつってからシャワーで直登、
予定外にパンツまでびしょ濡れになってしまった(T_T)。



溝渕の奥にCS4M滝、ここが核心やね

まだ廊下状が続いて斜瀑の上に人工物が見える。
どうやらここから水を抜いているようだ。
バケツや掃除道具もあるので今でも現役な気配、
たぶん集落の生活用水を引いてるのかもですね。



斜瀑の上に人工物が見える

これで廊下は抜けた模様、
両岸の斜面は緩くなるけどゴーロが多くなってきた。

【二俣(11:00)】 

二俣を過ぎると急なゴーロ、
これが結構疲れる。



谷は広がって穏やかになってきた

幾つかナメを越えると突然平流になった。
これがまたほぼ水平な平流と両岸植林、
伐採林が被ってるとこもあってあんましパッとしない。

二次林の中の穏やかな流れを想像してたのでこれはちょっとガッカリです。
あまりにも変化がないので尾根に上がったり谷に戻ったりしながら進む。

やがて鉄塔巡視道が出て来たので迷わずこれを伝います。
最後は植林斜面から二次林の林に入ってヒキノ(P843m)にたどり着いた。



静かなヒキノ山頂

【ヒキノ(12:25)】 

さて下山はどうしましょか!?、
最短だとここから北西に派生する尾根が最短なんやけど、
あまり形状がはっきりせず何となく嫌な予感が漂うのよね・・・。

意見が一致して主尾根ももうちょい進んでからP787mの先から下る事に、
道中はなかなか美しい二次林の森でまさに鈴鹿って感じですね。

「おっ、クリタケの群生発見!」



おっ、クリタケの群生発見!

P787mを過ぎると植林が寄って来た。
これも読み通りで北西に伸びる植林尾根を下る。

伐採林がうるさい箇所もあるけどまあ歩ける範囲、
最後の急斜面を過ぎると林道に飛び出した。



植林尾根を下って林道に出る

林道から見たヒキノ方面は全面伐採で痛々しい、
もしヒキノから直接降りてたらあの禿尾根に出てるところや(^^;、
山感を信じてよかった。

まだ時間も早かったし途中でボルダーエリアを見学したり、
河原でのんびり飯食ったりしてそれでも15時過ぎには駐車地へ戻り着いた。

源流が植林の小川で予想とちょっと違ったけど、
出合いからの廊下はけっこう綺麗やったし穏やかな渓を楽しめた。
帰路の君ヶ畑集落も良い雰囲気ですね。

おかげさまで今週も楽しく過ごせました。
感謝感謝です。



遡行図




*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。

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