今年最後の奥美濃、殿又谷滝谷左股遡行。

渓谷の名称
殿又谷滝谷左股
山域(ピーク)
奥美濃
渓谷の概要
坂内川の支流にあたる殿又谷滝谷は揖斐川の源流部でもあり以前は非常に奥深い場所であったが八草トンネルの開通でずいぶん入山しやすくなった。この界隈の谷は比較的穏やかな渓相だが、そんな中にあって殿又谷滝谷だけは中流域に10M級の滝を連ねて変化を見せる。遡行自体にそれほど困難は無いがヌメリが酷く不意のスリップには注意したい。
コースタイム
【殿又谷滝谷出合い】 8:40
【Co620m二俣】 9:55
【右岸稜線】 12:30
【殿又谷滝谷出合い】 13:45
ポイント
【★★☆☆☆(沢1級+)】 遡行自体に困難は無いが奥美濃特有?のヌメリっぷりで不意のスリップには注意が必要だ。左股に入ってすぐの大滝、通常は右岸を巻くが左岸から突破する事も出来る。
下 山
【★★★☆☆(藪漕ぎ)】 下山はP793mを経由する右岸尾根を巡った。尾根上は藪が茂っているが薄い踏み跡もあって進退窮まるほどでは無い。落ち着いて読図をこなせば比較的容易に出合いへと導いてくれるだろう。
装 備
一般遡行装備必携、ロープは使用しなかったがレベルによっては持参した方が安心かもしれない。
お勧め度
★★☆☆☆
参加人数
2人
所要時間
約5時間半
天候
曇り
遡行日時
2015/11/22
地形図
横山
主な地質
花崗岩
遡行図
その他情報
《フリクション情報》:滑り易い 《ヒル情報》:見なかった 《温泉》:てんくう温泉(600円) 《その他》:前夜発の場合は道の駅『夜叉ヶ池の里さかうち』が利用可能。


【久々に普通の沢登りか・・・】 

最近茸刈りにかまけていたが久々に普通の沢登り。

ラビ君から改名した子猫ちゃんと合流して『夜叉ヶ池の里さかうち』へ。
朝、偶然知ってる方々と遭遇、この時期この界隈は人気が高い。

【殿又谷滝谷出合い(8:40)】 

出合いには8時過ぎに着いた。
周囲は伐採されて荒れた感じがする。
その工事用スペースの脇に駐車、
作業道を下って少し上流から滝谷へと入った。



出合い付近は伐採されて味気ない

岩質はこの界隈では珍しく花崗岩主体で水も綺麗や。
両岸草付きの中を穏やかに流れている。
少し進んだところで恵みさん達と出会いこの先一緒に行く事となった。



最初に出迎えてくれた5M滝

やがて大岩の向こうに5M滝と2条滝、
難なく越えて暫く進むと6M滝が見える。
ここはドシャワーなら直登可能っぽいけどこの時期それは無理(^^;。
軟弱に左岸から巻くけど簡単やね。



シャワーなら直登可能だが濡れるの嫌で左岸巻き

滝上から変化してナメと斜瀑が連続、
美しい渓相だがフリクションが悪く見とれて歩いてたらすってん転んだりする(^^;。



ナメと斜瀑を越えて行く

両岸草付きのちょっとしたV字峡を越えて美しい5M斜瀑を抜けると二股も近い。



美しい5M斜瀑を越えると二俣は近い

【Co620m二俣(9:55)】 

直進する右俣は小滝とゴーロで平凡な雰囲気、
しかし左股には連段の大滝が見える。

ここは勿論左俣へと入る。
4M斜瀑、5Mと直登すれば眼前には10M滝が飛沫を上げていた。
よく見ると左岸に古びたロープがぶら下がっている。



左俣に進んで2段20Mの大滝、ここは右岸を巻いた

しかしこのラインはズルズルっぽくてあまり乗り気がしない、
どうしよかと子猫ちゃんの顔を見たら速攻で却下された(^^;。

と言う訳で右岸から巻き上がる。
最初は草付きのズルズル斜面だが強引に押すとトラバース道が出てきた。

滝上は一転して穏やかな雰囲気。
でもこの辺りから恵みさんの休憩が多くなって全く進まない、
そうこうしているうちにザックが重く感じられてきた。
疲労か?、歳のせいか?、それとも背中に恵みさんが乗っているからか?・・・。



連瀑が終わるとまたナメ主体の谷になる

恵みさんに憑依され消耗が激しくなって来た事もありここで相談タイム、
本来なら本谷筋を詰めて『県民の山』へ登るつもりだったけど、
右岸の尾根に最短で上がる谷を詰めてそのまま右岸尾根を下る事にした。



左に左にと進んで右岸尾根を目指す

出てくる分岐は左へ左へと進んでCo820m付近で右岸尾根に乗った。
尾根上には薄いながらも踏み跡が通っている。

【右岸稜線(12:30)】 

ここからP793mを経由して出合いへと下る。
尾根上の踏み跡を追うが所々で藪が被っているから快適とは言えないなぁ・・・。
まあそれほど難しい尾根じゃないけどCo670m付近の分岐だけは要チェックかも!。
Co650mを過ぎると植林が寄って来て道もはっきりして出合いへと導いてくれた。



薄い踏み跡を追って藪の中を下る

【殿又谷滝谷出合い(13:45)】 

遡行としては初めて入る山域やったけど殿又滝谷はなかなか美しい谷でした。
距離もこの時期の軽い山行としてはちょうど良い感じだし、
あっもし次回来る事あれば高枝切りバサミと大きなザックが必要かも(^_-)。
何故って?、恵みさんは結構高いとこに座ってたりするんよねぇ。

同行してくれた子猫ちゃんと恵みさん、山の神様に感謝。



遡行図




*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。

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