「月一沢計画」の二月期は南紀のナル谷遡行。

渓谷の名称
ナル谷
山域(ピーク)
南紀
渓谷の概要
南紀の名峰大雲取山南東面の水を集めたナル谷はその名が示す通り雄大で穏やかな流れが続いているが下流域と上流域には核心となる急傾斜地形があって楽しい遡行が期待できる。また平流域には幕営適地が多く沢泊遡行にもうってつけではないだろうか。
コースタイム
【発電設備】 9:00
【二ノ滝下】 10:00
【取水堰堤】 11:30/14:10
【Co400m付近】 12:40
【発電設備】 14:50
ポイント
【★★☆☆☆(沢2級-)】 一ノ滝は右岸を容易巻き。二ノ滝は水量が少なければ中央の凸状を登れるそうだが今回は左岸流身の際を2Pで登った。簡単な登攀だが高度は出ているので慎重に!。明るい渓相と本流を思わせる雄大な景観を楽しんでもらいたい。
下 山
【★☆☆☆☆(巡視道)】 三ノ滝上の取水堰堤までは谷を戻りそこから巡視用の水平道に入る。最後は導水管沿いの激下りだが右側の植林内に踏み跡があって容易に下れるだろう。
装 備
一般遡行装備必携、二ノ滝を巻くならロープ不要だが一応持参した方が無難。
お勧め度
★★★☆☆
参加人数
2人
所要時間
約6時間
天候
晴れ
遡行日時
2015/02/15
地形図
新宮 / 紀伊大野
主な地質
珪長質火山岩
遡行図
その他情報
《フリクション情報》:普通 《ヒル情報》:見なかった 《温泉》:十津川温泉滝の湯(期間限定100円) 《その他》:十津川温泉郷は源泉掛け流し宣言の記念イベントで平成27年2月末まで入湯料100円(村内で買い物すると無料)。


【月一沢計画】 

「月に一回くらいは沢に行きたいな計画」の二月期は南紀高田川のナル谷に決定。

夕刻集合して道の駅熊野川にも早い目に着く。
小宴するつもりだったが夕飯を食べた時点でラビオ君がまさかの寝落ち(^^;。
前日忙しかったみたいでよっぽど疲れてたんだろう。
しかたなく小一時間ほど一人宴を楽しむ。

朝風が強くて「寒そうやし起きたくないなぁ・・・」とウダウダしてたらきっちり寝坊。
時間押し気味で8時半ごろナル谷沿いの東屋に着いた。



発電設備の奥から河原に降りて入渓

【発電設備(9:00)】 

発電設備の奥から滝見道に入って適当なとこから入渓。
本流筋を思わせる大きめなゴーロを適当にこなしていく。



スラブ壁の隙間から流れる湧水

左岸のスラブからちょろちょろ流れる湧水を見て前方には滝の気配。
一ノ滝や!、高さは15Mくらいだが巨大な釜を持っていて迫力がある。



豪快な一ノ滝は右岸から容易巻き

巻きは右岸から、一見難渋しそうだが壁切れが早く楽な巻き。
滝上は大きい石がゴロゴロするゴーロ、
奥に二ノ滝と思われる大滝が見える。

二ノ滝まで楽勝かと思いきや、手前で巨岩の埋まる3M滝に詰まる。
ここは右岸の際を登ってラビオ君を確保、高さは無いけどバランスのいる滝やった。
そして目の前にはワイドに広がった二ノ滝、
高さは50Mくらいある感じやわ。
かなり立派な滝で雄大さなら南紀でもイチニを争うんちゃうかな!?。



雄大な二ノ滝、こんな幅広の滝はめったにないかも?

【二ノ滝下(10:00)】 

突破は左岸から巻けば簡単らしいけど今日は練習も兼ねて左岸流水の際を直登する。

まずは1ピッチ目、ホールド豊富でクラックも多くランナーも取り易い、
シーズン始めの暖気運転や初めての沢リードにも最適なんちゃうかな?。
20Mくらい登ったテラスでピッチを切る。



まずは1ピッチ目、ホールド豊富で快適

で2ピッチ目、出だしは傾斜のある登りだけどカムが効いて安心感がある。
中間流れに寄るところがちょっと滑るけど登り自体は簡単だ。
抜け口はかなりの高度感で気持ちよくフィニッシュできた。
こんな快適ならラビオ君にリード行ってもらえば良かったな。
うん、次は行ってもらおう!。



2ピッチ目は若干滑るけど大丈夫、高度感を楽しんで

目の前はすぐに三ノ滝。
ここは傾斜も緩く普通に歩いて登って行ける。
続く15M滝は左岸の張り出しが階段状でこれも簡単。
滝の上には取水堰堤があって日当たりも良いのでここでまったりタイム。



三ノ滝は普通に歩ける



左岸の張り出しが階段状で簡単、上に取水堰堤がある

【取水堰堤(11:30)】 

取水堰堤の先には深い渕、濡れないと進めませんー(汗)。
鬼へつりもやってみたけど滑ってドボン。
仕方ないので私は腰まで、ラビオ君は腹まで浸かって越えた。
いくら南紀とは言えこの時期はやっぱり冷たかったわ(^^;。

そこから谷は一変して思いっきり河原になる。
最初は気持ちいい河原やなー、
キャンプに最高やねとか言ってたけどいい加減飽きてきた。
それくらい穏やかな流れが続く。



めっちゃ河原、キャンプには最高な場所

ナル谷は長い谷なんで日帰りで源流に抜けるのはちょっと無理がある。
なので今日は時間(13時まで)で切る事にしていた。
Co400m手前のCS5M滝辺りで12時40分、
もうちょい進むかとも考えたけど地形図見ても上部核心までは届きそうにない。
ならここで引き返して河原で大休止でもしますか。



河原が終わると何故か水量が増えた(^^;



CS5M滝を過ぎたところで引き返す

【Co400m付近(12:40)】 

そうと決まれば焦る必要はない、
のんびり戻ってキャンプ適地の河原でまったり昼食タイム。

下山は先の取水堰堤まで戻ってそこから導水管沿いの巡視道に入る。
まるで高速道路のような快適道、
そして最後発電所への激下り、
確かに急傾斜だが右側の植林内に踏み跡があるので適当に下って行ける。
発電所には14時50分着。
後は林道をテクテク駐車地まで戻った。



導水管沿いの快適巡視道

【今度は泊まりで来たい谷やね】 

ナル谷は雄大でなかなか綺麗な谷やった。
絶好のキャンプ地もあるし次来るときはまったり沢泊で行きたいね。
もちろんその時はラビオ君に二ノ滝登ってもらおう。

最後は改装されて綺麗ななった十津川温泉『滝の湯』で暖まって帰阪となりました。
今回も一緒に遊んでくれたラビオ君と南紀の山々に感謝。



遡行図




*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。

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