連瀑は一見の価値あり!?、ソエノ谷遡行。

渓谷の名称
ソエノ谷(ノエ谷)
山域(ピーク)
台高
渓谷の概要
馬ノ鞍峰から西に派生する尾根のP1074mから南に流れて三之公川へと流入するソエノ谷は小さい流域ながら中間部に顕著な滝記号を持つ谷である。谷中は植林が多く荒れた感じは否めないがその連瀑は立派で一見の価値はある。また下山はカクシ平への登山道が利用できるのでありがたい。尚、エアリアにはノエ谷と記載されているが古い記録にはソエノ谷とある。どちらが正しいかは判らないが今記録ではソエノ谷で書いている。
コースタイム
【三之公林道終点】 08:30
【15M滝下】 09:20
【25M滝下】 10:00
【Co820m付近】 12:20
【カクシ平】 13:10
【三之公林道終点】 14:00
ポイント
【★★☆☆☆(沢2級-)】 15M滝は左岸枝谷の5M滝から巻くが取り付きが細かく注意が必要、25M滝は左岸から逆くの字に折り返して落ち口を目指す。ラストの数メートルは高度感があるのでロープ使用が望ましい。
下 山
【★★☆☆☆(登山道あり)】 Co820m付近で遡行を打ち切り左岸尾根を目指す。そこから少し登ってCo970m付近で派生する尾根からカクシ平へと下る。尾根には薄い踏み跡があって歩きやすい、カクシ平からは整備された登山道で林道終点へと戻った。
装 備
一般遡行装備必携、ロープも必携。
お勧め度
★★☆☆☆
参加人数
4人
所要時間
約6時間
天候
曇りのち雨
遡行日時
2015/09/06
地形図
大和柏木
主な地質
チャート系
遡行図
その他情報
《フリクション情報》:普通 《ヒル情報》:多数生息 《温泉》:中庄温泉(700円) 《その他》:三之公界隈は蛭のメッカ、悪天候時は特に元気なので対策は万全に!。


【新人歓迎祭】 

前夜は某会の新人歓迎会に参加していた。
だいたい飲みすぎるので翌日は近くて楽で短い谷へ、
そんな訳で三之公川ソエノ谷をチョイスした。

この谷はエアリアだとノエ谷、
古い記録だとソエノ谷になってるけどどっちがホントやろ?、
うーん、まあいっか(^^;。
ごーやんも参戦して4人で遡行する事になった。

【三之公林道終点(8:30)】 

三之公林道終点より出合いまで少し戻って遡行開始。
ソエノ谷の入り口には立派なトイレがあるのですぐ判る。



トイレ施設の横にある谷がソエノ谷

右岸の仕事道より谷に降りるも伐採林が谷を埋めて荒れ放題、
まるでジャングルジムやわ。

5M滝まで来ると何だか硫黄臭が、
良く見ると右岸の割れ目に湧き出しがある。
周囲は白く変色していて手を浸してみると生ぬるい、
どうやらここから鉱泉が出ているようだ。



5M滝の上から鉱泉が湧いてます

両岸ずっと植林で人臭い谷である。
せめて荒れてなければまだマシなんやけどなぁ・・・。



まるでジャングルジム

やがて前方に15M滝、
押せば登れそうな気もするしごーやん登りたそうやけど、
今日は女性陣もいるし無理言って巻いてもらう事にした。



15M滝が登場!

【15M滝下(9:20)】 

右岸巻きの記録を見た事あるが最短を狙うなら左岸巻きか、
水が滴る5M滝から取り付くも出だし悪くて躊躇する。
しかも一段登ってからロープを出すという何ともグダグダな登攀、
ごーやんはあきれて滝を見に行ってしまった。



左岸巻きはドタバタしながら何とか通過

どうにか巻き終わるとすぐに25M滝が登場、
この滝は壁もワイドで下の15M滝よりはるかに立派に見える。



なかなか立派な25M滝

【25M滝下(10:00)】 

左岸から逆くの字に登って落ち口へ折り返す。
ここも抜けの数メートルが微妙でロープを出した。
時間がかかるのを予想してかごーやんは大に行ってしまう(^^;。

そんな訳で私がよろよろとロープを引いたが、
落ち口への一歩はなかなかの高度感で気持ちよいルートだった。



左岸から逆くの字に落ち口を目指す

数個の小滝を越えるとまた平凡になった。
下流部ほどではないが植林と倒木では遡行意欲も上がらない。



山の恵みもいただきました

雨は降ったり止んだりだけど植生があるのでそれほど気にならない。
やがて植林から自然林に変わって2条8M滝がお出迎え、
右の流れは飛瀑でダイブしているが左の流れは階段状、これなら行けそうだ。



2条8M滝は左手の流れが階段状

ここはごーやんが「見本みせたる」とばかりにロープを引く、
頭からシャワーを浴びて華麗に突破、
後続も続いたがまるで泳いだかのようにずぶ濡れになった(^^;。



まるで泳いでるかのようなシャワーやった

滝上はまた平凡になり左岸から傾斜の緩い尾根が来ている。
先を見渡すと奥の斜面が立って面倒そう。
雨でモチも上がらないし一同協議の結果、ここから尾根に逃げた。

【Co820m付近(12:20)】 

自然林の尾根をコンタ100mも登ればカクシ平との境界尾根に登り着く、
そこから少し登ってコンタ970m付近の尾根からカクシ平へと降りる。
尾根には踏み跡もあるし割りと明瞭なので迷う心配は少ないだろう。



尾根は概ね歩きやすい

【カクシ平(13:10)】 

あとは整備の行き届いた登山道を三之公林道終点へと向うだけ・・・、
なのだがこの天候でこの界隈の下山は漏れなくヒルの的となる。

沢装備で完全防御してるから付かれても被害を食らう事は稀である
でもやっぱり気持ちの良いもんじゃない。
着替えの最中は駐車地に黄色い悲鳴が響き渡っていた(^^;。

【遡行出来たからOK!】 

宴会明けの二日酔い&雨予報もあって遡行自体が危ぶまれたけど結果行って良かった。
久々にごーやんともご一緒できたしウスヒラタケもゲットしたしね。

ご一緒してくれた皆様と山々に感謝ですー。



遡行図




*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。

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