小春日和全開!、三回目の栂谷遡行

渓谷の名称
栂谷
山域(ピーク)
南紀(烏帽子山)
渓谷の概要
名爆『那智の滝』と同じ山域であり『新日本百名山』にも選出された『烏帽子山』、その北東斜面を流れる『栂谷』は大きな滝こそ無いものの出合いから連続するナメ群の美しさは絶品である。『ヤケベ岩』の見所もあって楽しい遡行を約束してくれるだろう。
コースタイム
【栂ノ平橋】 08:45
【ヤケベ岩】 09:50
【Co520m三俣】 11:40
【烏帽子山】 13:40
【栂ノ平橋】 15:20
ポイント
【★★☆☆☆(沢1級+)】 特に問題となる箇所は無いと思うが傾斜のあるナメはスリップ注意、ヤケベ岩の絶景や南紀特有のナメ床など見所も多い。
下 山
【★☆☆☆☆(登山道あり)】 登り詰めた稜線には登山道が通っており烏帽子岩から烏帽子山を経て俵石へと下る。道は明瞭で道標も完備されているが水害の影響か俵石付近で少し崩れている箇所もある。
装 備
一般遡行装備必携、ロープも持参したが通常のルート取りなら不要だろう。
お勧め度
★★★☆☆
参加人数
2人
所要時間
約6時間半
天候
晴れ
遡行日時
2014/12/27
地形図
新宮
写真室
無し
遡行図
その他情報
《フリクション情報》:普通 《ヒル情報》:見なかった 《温泉》:雲取温泉(500円) 《その他》:国道168号線もだいぶ整備が進み走りやすくなってきた


【三度目の栂谷へ】 

今年は沢始めが遅かったし12月でももうちょっと沢に触れていたい。
そんな訳で年の瀬の遡行となった。
場所はラビオ君チョイスの栂谷、この谷は三回目の訪問となる。

前夜に合流して『道の駅熊野川』に着いたのが2時過ぎ、
168号もだいぶ走り易くなったしだんだんこの距離にも慣れてきた。

朝は結構冷えたけど空は快晴、こりゃええ感じになりそうや。
道の駅を8時前に出発して栂ノ平橋が8時15分着。



出発は栂ノ平橋、橋の右岸から谷に降りる

【栂ノ平橋(8:45)⇒ヤケベ岩(9:40)】 

橋の右岸から谷に降りて遡行開始、暫くゴーロを進むと栂ノ平滝のお出ましや。
何回見ても優美な滝やね。

スリップに注意しながら左岸を進み続く斜瀑は右岸の転じて登る。



栂ノ平滝はスリップに注意しながら左岸の登る

大岩の鎮座する岩間滝、前回は濡れるの嫌って巻いたけど今回は中央突破!。
水量も少なかったし少し濡れただけで行けた。



大岩と岩間滝を越えて行く

突然目の前にヤケベ岩の絶景。
空は快晴で岩の陰影と斜瀑とのコントラストが抜群に美しい。



ヤケベ岩の絶景、陰陽のコントラストが美しい

【ヤケベ岩(9:40)⇒Co520m三俣(11:40)】 

ヤケベ岩基部の10M斜瀑は左岸から巻き登る。
上はウネウネとくねった美しいナメ床で快適この上なし!。



美しいナメ床が続く

暫くゴーロが続くけど右岸に20M滝を見るとガラガラした滝に出くわす。
これがガラガラ滝やね、ここはそのガラガラ岩をジグザグに登って抜ける。

大釜を持った斜瀑から続くナメ群は流れの中を登れるが今までのナメより傾斜があって滑るとヤバイ。
今回もラビオ君はナメ恐怖症、へっぴり腰にならず足裏を信じて登りましょ!。



傾斜の強いナメもあるので滑らないようにネ

右岸に黒滝50Mを見れば谷は右折して8M斜瀑を落とす。
直進するルンゼは烏帽子山への最短ルートで「お勧めルート」とする文献もある。
私は以前このルンゼを登ったが浮石だらけの枯滝と尾根上にも壁があってリスクが高い。

まあ何がお勧めで何がお勧めでないかは主観が大きいので私がとやかく言うべきではないが・・・。
何より本流がまだ美しい斜瀑を落としているのに谷から外れるのはちょっと勿体ないしね。



三俣、本谷は右折して8M滝を落とす

【Co520m三俣(11:40)⇒烏帽子山(13:40)】 

8M斜瀑は右岸の際の木の根頼りで登る。
その上もナメが続いて夏ならスベリ台とかできそうだ。
この頃になるとラビオ君のナメ歩きもだいぶ安定してきた。
成長してますなぁ(^_-)。



まだまだナメが続きますよ

Co590mの二俣から左俣に入る。
どんどん登って最後は中央の尾根に取り付けばあっけなく稜線へと着いた。
尾根には登山道が通じていて左に進めばすぐに烏帽子岩が見える。

烏帽子岩に登れば360度の大絶景、大峰の山並みから太平洋まで見渡せる。
快晴の空と南紀の日差しは暖かくて「ほんまに冬?」って感じだ。
ここでお茶を沸かしてまったりタイムとなった。



烏帽子岩からの絶景、小春日和全開で暖かいー

【烏帽子山(13:40)⇒栂ノ平橋(15:20)】 

烏帽子山からは俵石への登山道を伝う。
道標の整備された快適登山道で迷う心配はないだろう。
紀伊半島水害の影響だろうか俵石の付近で崩れた箇所もあるが通行には問題ない。
登山道が舗装路に変われば栂ノ平橋までは一足飛びである。

【やはり南紀は暖かい】 

今年の冬は強烈な寒さでこの時期の沢を躊躇したがやはり南紀は暖かい。
なんというか、こう日差しの質が違うんですよね。

さて明日はもう一本、熊野川の『楯ヶ谷』へ行く予定。
雲取温泉で温まって夜宴の準備へと向った。



遡行図




*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。

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