真夏の最強水遊び、赤坂谷からツメカリ谷周遊遡行。

渓谷の名称
赤坂谷・ツメカリ谷・神埼川本流
山域(ピーク)
鈴鹿
渓谷の概要
鈴鹿山系では最高の沢フィールドである神埼川界隈、その中でも関西の赤木沢と呼ばれる赤坂谷から下部のゴルジュが美しいツメカリ谷、そして心行くまで泳ぎを堪能できる神埼川本流へ、大満足間違いなし、真夏に一押しの最強水遊びワールド。
コースタイム
【杠葉尾】 7:35
【発電所】 8:15
【赤坂谷出合い】 9:10
【Co617m】 10:10
【赤坂谷からツメカリ谷への乗り越し地点】 11:25
【ツメカリ谷簾状6M滝】 12:15
【ツメカリ谷と神埼川本流出合い】 13:15
【取水堰堤】 15:25
【杠葉尾】 16:30
ポイント
【★★☆☆☆(沢2級)】 遡行自体は1級+と言ったところだが総合的に見ると2級くらいを難なくこなせる技量が欲しい。赤坂谷からツメカリ谷への乗り越しはそれなりの読図力が必要だし、最初から最後まで泳ぐ事になるので防寒防水対策は十分に、それに天候急変による増水にも注意しておく必要がある。見所は白い花崗岩が作り出す造形美とエメラルドグリーンの水。
下 山
【★☆☆☆☆(林道歩き)】 2013年8月現在、杠葉尾からの神埼川林道は通行止めである。杠葉尾から発電所までは徒歩20分、取水堰堤から杠葉尾までは徒歩40分くらいの道のりだ。この界隈は近年心無いキャンパー達に悩まされ続けて来た。私も幾度と無く目の当たりにしたが本当に酷いものだった。地元としてもやむを得ずだそうでこの措置は仕方ないところだろう。ご協力を。
装 備
一般遡行装備必携、ロープは補助ロープがあれば十分。泳ぎに不安のある人はライフジャケットやウエットを着用すれば心強い。
お勧め度
★★★★★
参加人数
6人
所要時間
約8時間半
天候
曇りのち晴れ
遡行日時
2013/08/04
地形図
御在所山
写真室
無し
遡行図
その他情報
《フリクション情報》:良好 《ヒル情報》:見なかった 《温泉》:十二坊温泉(600円) 《その他》:今年はヒルを見なかったが例年はカラト峠越しで見かける事が多い、気になる人は対策を。


【毎年恒例の水遊び】 

毎年恒例のクラ面々を誘っての赤坂ツメカリ谷周遊。
今年も楽しいメンツが揃った。

・今日は風邪が酷くてダメかもしれない『ヒロッチさん』。
・赤坂谷は去年からの念願だったと言う『ワクちゃん』。

ここまではいつものメンツ、更に!。

・二段を登れる自分が落ちる訳無いからハーネスは不要と言う『G二段』。
・元水泳選手の私に沢靴は不要やからフェルトの剥がれた靴でも問題ないと言う『○さん』。
・ワークキャップは外せないからヘルメット着用は承知できないと言う『家政婦のミタさん』。

・そして毎度平凡な私の計6人。

さあ今年も泳ぎまくりましょーー。

【杠葉尾(7:35)⇒発電所(8:15)⇒赤坂谷出合い(9:10)】 

2013年8月現在、神埼川林道は通行止め。
国道421号で橋を渡った先のチェーン脱着場に駐車して出発、入渓の発電所までは徒歩20分くらい。
※通行止めゲートは事前連絡すれば通行可能らしい。



林道は入り口で通行止め、杠葉尾から歩きましょー。

発電所から暫くで両岸立った廊下状、いきなり30mくらいの泳ぎを強いられる。
でも水温高いから快適やね。



いきなり30mくらい泳がされますねん

ゴーロを右に左に交わして赤坂谷出合いは9時10分。
さあお祭り遡行の始まりやー。

【赤坂谷出合い(9:10)⇒Co617m(10:10)⇒ツメカリ谷への乗り越し点(11:25)】 

赤坂谷(下流部の正式名称は仙香谷)に入ると釜とCS滝が連続するけど難しい場所は無い。
泳いでへつって快適に進みます。



難しいとこは無いからドンドン登れます

それにしても今日のミタさんは凄い、核心の8M滝で念のためロープ出そうとしたら既に登ってるし・・・。

また途中で大蛇と遭遇すると、威嚇する大蛇を足蹴にして踏み潰す。
返り討ちを食らってビビッタ大蛇は岩陰で小さく丸まって出てこない。
おそらく食物連鎖の頂点近くにいるだろう蛇でさえ恐怖でシュンとなってしまうとはミタさん恐るべし。



核心8M滝付近は鈴鹿でも屈指の景観だろう

ビュンビュン飛ばしてCo617m二俣も10時10分通過。
美しい斜瀑群もグイグイ登る。
この辺りは関西の赤木沢と称されるほど明るい斜瀑が連続して爽快な場所。



は関西の赤木沢と称されるほど明るく美しい渓相

緊張感から開放されて自然と笑顔があふれます。
TVでは笑わないはずのミタさんも今日は上機嫌だ。



快適なナメ歩きが続く

【ツメカリ谷への乗り越し点(11:25)⇒ツメカリ谷簾状6M滝(12:15)⇒神埼川本流出合い(13:15)】 

斜瀑が終わるとツメカリ谷への乗り越し点はすぐ、Co660m付近の左岸大岩の張り出しが目印やで。

私「ミタさん、ここから尾根を乗り越しますが良いですか?」
ミタ「承知しました」

数年前、初めてこのルートを教えてもらった時はテープや目印が多く設置してあったが、
今では殆ど無くなっているから初見やとそれなりの読図力が必要やと思う。

私「うーん、ココどっちやったかなぁ・・・」
ミタ「それはあなたが決めることです」

カトラ峠からカトラ飯場の台地を発見できれば後は下るだけなんで何とかなるだろう。



カトラ飯場の残骸、割れたガラス瓶とか一杯あるんで注意

出てきたのは予定通り簾状6M滝の上、完璧!!。

軽く昼飯食って下降開始、まずは簾状6M滝からジャンプ、ジャンプ!!。
廊下に落ちる5M滝は今年は釜が浅く一段クライムダウンしてジャンプ。
今年もG二段は華麗なジャンプを見せてくれはります。
私は加齢なんでジャンプは控え気味・・・。



簾状6M滝で○さんジャンプ!

登りは元気だったミタさんだが下りはお疲れ気味、
どうやら滝壺ジャンプが苦手みたいだ。



ツメカリ谷のゴルジュをどんどん下って行く

私「ミタさんほらジャンプジャンプ」
ミタ「それは私が決めることです」

そんなこんなで神埼川本流出合いに到着。

【神埼川本流出合い(13:15)⇒取水堰堤(15:25)⇒杠葉尾(16:30)】 

さあ後は本流を下るだけやね。
天気予報じゃ午後は雷雨とか言ってたけど逆に晴れ間が広がってきた。ナイス太陽。



神埼川本流の降渓は終始泳ぎっぱなし

でココからが私の本命、前回残してきたアイツを密かに狙ってたんです。
いざレッツトライ!、しかし結局全員敗退、リップマントルが返せん・・・。
風邪でヤバイと言ってたヒロッチさんが一番元気で惜しいとこまで行ってた。



沢靴じゃ足信用できないし最後のマントルが悪いのよねぇ・・・

ちゃんと靴履いたらたぶん2Qとか3Qって感じやけど沢靴やしなぁ・・・
そんな言い訳をして「また来るから覚悟しとけよ!」と捨て台詞をはく。

シャコガイ岩から恒例のG二段が飛び込みー!。
私は恒例でも高齢やから飛ぶってより落ちるって感じ。



G二段ジャーンプ!

S字ゴルジュもジャンプ大会開催。
ワクちゃんジャーンプ、ヒロッチさんもジャーンプ、私も行きまーす。
ワクちゃんにも喜んでもらえたようで良かった良かった。



ワクちゃんジャーンプ!!

G二段は前半飛び込み過ぎて寒くなってきたらしく精彩を欠いてる。
だって上下薄手のラッシュガード一枚だけやもんそら寒くなってくるわ・・・



ヒロッチさんジャーンプ!!!



私もジャーンプ!!!!

足元に目をやると○さんの靴がエライ事になってる。
こんな靴でよう歩けますねー。
流石歴戦のツワモノはちゃいますわ。



よおこんな靴で歩けますねーってか靴ってこんなに崩壊するんや(^^;

ワイワイやってるうちに取水堰堤が見えて今日のお祭りは終わりを迎えます。
堰堤の梯子を登って巡視路から林道へ、この最後の階段が遊び疲れた身には辛いんよねぇ・・・。
後は長い林道を談笑しながら1時間で杠葉尾へと戻りました。



取水堰堤が見えたら祭りの終焉も近い

いやーっ楽しかった。

【楽しい仲間との楽しい遡行は最高やね】 

車に乗ってコンビニ寄ってから暫くすると物凄い雷雨、まあもう問題なしやけど。
でも沢中でこれ食らってたら速攻退却路確保せなあかんかったやろなぁ。

で、十二坊温泉で冷えた身体を温めてから解散。
また皆でワイワイ遊びに行きましょねー。

ミタ「承知しました」



遡行図ははしょり気味やけど前の古くなってたし更新しました




*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。

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