こんな時期しか行かない?クソマル谷遡行

渓谷の名称
クソマル谷
山域(ピーク)
金剛山
渓谷の概要
金剛山の南東面、リョウブの森付近を源頭に持つクソマル谷、ネーミングの由来は定かでは無いが何とも特徴的な名称である。谷の形状は前半は幾つかの小滝があって中間部は平凡、上部には連瀑帯があって核心部となる。沢登りと言う程の規模でも無いが短時間で遊べる魅力があろう。
コースタイム
【白高大明神】 09:30(最初はコンクリート舗装の林道)
【Co630m付近二俣】 10:40(谷は荒れた藪に覆われる)
【P1022m】 11:30(連瀑帯にはトラロープが設置してある)
【久留野峠】 12:00(ダイトレ道は快適道)
【白高大明神】 12:45(久留野峠道も快適道)
ポイント
【★☆☆☆☆(一般向+)】 何れの滝場にもトラロープが設置されているが頼らなくても登攀可能である。技量に併せて遊んでみるのも面白いだろう。但し全体的に岩質が脆いので不意の剥離には注意したい。
下 山
【★☆☆☆☆(登山道あり)】 下山はダイトレ道から久留野峠道を使う、まるで高速道路のような登山道で迷う心配な無い。
装 備
登山靴でも可能だが濡れる場面もある。遡行用の装備は特に必要としないだろう。
お勧め度
★☆☆☆☆
参加人数
1人
所要時間
約3時間
天候
晴れ
遡行日時
2009/02/08
地形図
五条
写真室
無し
遡行図
その他情報
《フリクション情報》:普通 《ヒル情報》:見なかった 《温泉》:かもきみの湯(500円) 《その他》:国道309号、名柄交差点近くにある片上醤油は拘りの一品でお勧め!。


【こんな時期だから】 金剛山は妙見、高天、丸滝、と歩いた。ネットで付近の情報を検索していると良く出てくる『クソマル谷』の名前、なんちゅうネーミングやって事で、まあこんな時期のお手軽谷歩きにはええんちゃうかなと行ってきた。

8時に大阪を出て9時過ぎには取り付き天である白高大明神付近に到着していた。車はそこから少し南に進んだ路肩に駐車、側には牛舎があって懐かしい?臭いが付近を包む(^^;。


白高大明神横からスタート 久留野峠を見送って奥へと進む

【白高大明神(9:30)⇒Co630m付近二俣(10:40)】 早速準備して歩き出す。白高大明神からコンクリート道の林道を進む、暫くは車でも入れそうだら結構荒れている。廃屋を過ぎ、久留野峠への分岐を左手に見て進むと2段4M滝の手前で林道は終わり、そこから谷沿いを進んだ。今回の足回りは一応沢靴にしたが谷中には割としっかりした踏み後もあって登山靴でも可能だろう。谷は適度に小滝があるけどまあ平凡、淡々と進む。


2段4M滝上から谷中を進む 時おり小滝が出るけどまあ平凡

中流域まで来ると谷の傾斜が落ちて植林の伐採が谷を埋める。踏み後と言うか道があるのでそれなりに進めるけど無ければ絶対嫌になる程に荒れ放題(^^;、そんな感じで進んで行くと判り難いが二俣になる。ここがCo630m付近、水量の多い右俣へ進路を取った。

【Co630m付近二俣(10:40)⇒P1022m(11:30)】 右俣へ入ると荒れもマシになって「おっ結構雰囲気出てきたな」と思ったら谷は左折して連瀑をかける。滝は5段で20Mくらい、傾斜は緩くどこでも登れるが蜘蛛の巣のようにトラロープが張り巡らされていてちょっと興ざめ(^^;、これじゃあアスレチック状態ですね・・・。


道が無ければ嫌になる荒れ放題 5段20M滝はトラロープ張りまくり

少し進むと前方に20mくらいの壁が立ち、その基部に10M滝が懸かる。事前の情報によるとこれが『クソマル滝』であろう。ここもトラロープが張ってある。登りは右手からで、ホールドは豊富だが外傾しているのでスリップには注意が必要だろう。お次は暗い感じの10M滝、『モミジ滝』と呼ばれる滝である。ルートは2箇所、右手からの巻きにはトラロープが導いてくれる。直登は右手の立ち木から取り付くが脆いのでホールドチェックは入念に行いたい。

モミジ滝の滝上が二俣、水量比はほぼ同じだが、ここは本流と思われる右俣に進んだ。


クソマル滝は右手を登るが外傾気味 モミジ滝も右手だが脆い

だんだんと傾斜が増して源流の面持ちになってきた。標高で850mを越えた辺りから何やら地面に白い物が(^^;、それがだんだんと多くなり900mを越える頃にははっきりとした雪景色ななった。最後は尾根に取り付いて稜線を目指すも5cmくらいの積雪があってフェルトのソールでは滑ること滑ること、しかも指先が冷たいし・・・。

最終的にはP1022mより少し北側のダイトレ道に飛び出した。ダイトレ道は多くのハイカーが冬山装備で歩いている。私はと言うと夏と変らぬ沢装束にフェルト靴、変な目で見られながら久留野峠を目指す。ダイトレ道にも積雪はあるけど圧雪されているので歩きやすかった。

【P1022m(11:30)⇒久留野峠(12:00)⇒白高大明神(12:40)】 久留野峠からはダイトレ道を外れて入渓点を目指す。よく踏まれた植林中の登山道を緩やかに下って40分程で駐車地点に戻り着いた。


見事な石筍・・・じゃなくツララ 稜線は雪山の範疇だった(^^;

【この時期しか行かないだろなぁ】 と言う訳で一応2009年の沢始めみたいな感じで行って来たクソマル谷。夏は行く気しない場所だし、春や秋は他の山域が魅力的だし、まあ雪はあるけどこの時期くらいがベストシーズンなのかもね(^^;。

麓へ戻れば春を思わせるポカポカ陽気、稜線は冬景色、ふた粒楽しめた一日だった。今日も遊んでくれた自然に感謝。



*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。



- Copyright (c) 2000-2009 SawaNavi All rights reserved -
Produce by KAME