欲張りの代償、矢原川中俣遡行

渓谷の名称
矢原川中俣谷
山域(ピーク)
鈴鹿
渓谷の概要
鈴鹿南部、仙ヶ岳南面の水を集める矢原川は落差100Mの不動滝を内包する本流左俣が有名だ。その中俣は大滝こそ無いものの直登可能な小滝が多くあって気楽な谷歩きが楽しめる。
コースタイム
【坂本棚田駐車場】 08:40(まずは30分の林道歩き)
【中俣分岐】 09:30(ずっと平凡で飽きてくる)
【Co580m二俣】 11:10(出てくる滝は殆ど直登可能)
【P778m】 12:40(仙鶏尾根はアップダウンが激しい)
【坂本棚田駐車場】 13:50(P778mから南進する尾根で下山)
ポイント
【★★☆☆☆(沢1級+)】 2段20M滝の直登は厳しいけど他は殆ど直登可能である。その2段20M滝は左手ルンゼから巻くが斜面の崩れには注意したい。また源流部の詰めは複雑に枝谷が入ってルート取りが難しい。今回左手(西方向)に逃げてしまい余計な高度(Co840m付近)まで登らされてしまったので忠実に北方向を目指すかCo580m二俣からP778mに出る枝谷へ入るのが無難かも!?。
下 山
【★☆☆☆☆(登山道あり)】 仙鶏尾根まで出れば後はP778mから南下する尾根を伝う。この尾根道は最初不明瞭だが数百メートルも進めば明瞭となって出合いの林道へと導かれるだろう。
装 備
一般遡行装備必携、ロープは持参したが使用しなかった。
お勧め度
★★☆☆☆
参加人数
2人
所要時間
約5時間
天候
晴れ
遡行日時
2008/05/17
地形図
伊船
写真室
無し
遡行図
その他情報
《フリクション情報》:良好 《ヒル情報》:見なかった 《温泉》:さつき温泉(500円) 《その他》:今回蛭は見なかったが昨年は同地域で遭遇したので居ない訳では無いと思う。付近の名産品である『椿こんにゃく』は歯ごたえがあって中々の一品だ。


【今シーズン初の鈴鹿エリア】 Pちゃんと約一年ぶりの遡行である。久々と言う事もあって軽い目の遡行を計画した。場所は鈴鹿の矢原川中俣谷、昨年は不動滝の懸かる左俣に入っているので今年は中俣と言う訳だ。例年ならシーズン初めに鈴鹿を選択するのだが今年は5月が鈴鹿初めとなった。まあこんな年もあるだろう。

朝6時に集合して名阪経由で亀山を目指す。天気は上々、暑くなりそうだ。開通した第二名神の橋脚を見ながら坂本棚田の駐車場で準備を整える。以前は道幅も狭くこの界隈の入山は駐車ポイントがネックであったが、ここが利用出来るようになって本当に便利になった。トイレも綺麗だし管理清掃されている方々に感謝したい。

【坂本棚田駐車場(8:40)⇒中俣出合い(9:30)】 坂本の棚田は『日本の百棚田』にも指定されててこれぞ日本って感じの農村風景が広がっている。それを見ながら矢原川沿いの林道を30分程進んで『矢原本谷』の道標がある地点から谷に降りるつもりだったがどういう訳か一つ手前の尾根を降りてしまった(^^;。まあ大差無いんですけどね。すぐに現れる堰堤を右手から超えて明るいゴーロを進み、右俣を見送れば中俣出合いに到着。


坂本棚田の駐車場からスタート 矢原本谷の流れを遡る

【中俣出合い(9:30)⇒Co580m二俣(11:10)】 左手の薄暗い谷は本流の左俣で100Mの落差を誇る不動滝が懸かる谷だ。今回遡行する中俣は右手に折れてゴーロが続いていた。しかしこのゴーロが長い、ちょっとダレて来た頃にようやくナメが出てきて「おっ!」と思ったがまたゴーロ、右岸支谷に10Mを見ればようやく壁が出てきて4M斜瀑のお出ましだ。やっとの滝に嬉々としてヒョイヒョイ登る。この辺りから5M前後の滝が連続ずるけど殆ど直登可能なので楽しいところ。


6M斜瀑は当然直登 殆どの滝が直登可能で楽しい

谷は浅い廊下状で突き当たりに8M滝を懸ける。ここはちょっと立っているので右手から巻きましょ〜。。


これも勿論直登! 突き当たりの8M滝は右手巻き

これで一旦廊下は終わるけど暫く進んで8M滝から第二廊下へ入る。その8M滝は右手からシャワーを浴びて直登、左手を巻く事も出来るけど直登する方が楽かもしれない。S字に屈折する谷中を5M前後の滝が続いてい良い雰囲気だ。


第二廊下入り口の8M滝は直登 シャワーが心地よい

暫く進むと前方に一条の白布、この谷最大の2段20M滝が登場だ。上段は傾斜が緩く登れそうだが下段は傾斜が強く難しそうだ。ここは左手のルンゼから巻き登るけどザラザラと崩れ易いので注意が必要だろう。この滝を越えると一気に源流の雰囲気、Co580m付近には顕著な二俣があって右俣を進めばP778mまで容易に達する事が出来る。しかし左俣には3M滝とナメが見えてついついそっちへ進んでしまう。


中俣最大の2段20M滝は左手巻き ついつい左俣へ入るが・・・

【Co580m二俣(11:10)⇒P778m(12:40)】 左俣は小滝をナメが続いた後、幾つもの分岐があってややこしい。左岸から入る20M滝を見送ると15M滝で行き詰まる。頑張れば直登出来そうだが脆いので「やっぱり巻きか!」と左手斜面に取り付いたが支尾根に出てしまう。予定のコースとは離れる右岸尾根だったがもう戻るのも面倒でそのまま尾根を詰める事にする。

しかしこれがバッドチョイス、どんどん西に振られた挙句に岩場交じりの痩せ尾根をCo840m付近まで登らされて仙鶏尾根へと辿り着く。Co580m二俣で右俣へ入っていれば到達高度Co778mで済んだものを滝登りを欲張ってとんだアルバイトになってしまった。

仙鶏尾根には一般登山道が通じているものの急斜面のアップダウンが多く結構ワイルドだ。露岩上の展望台で昼食を食べてP778mを目指す。大きな山容を見せる野登山の手前、目立たない植林のピークがP778m、ここから南に伸びる尾根を下りましょう。

【P778m(12:40)⇒坂本棚田駐車場(13:50)】 ピーク直下は間伐の小枝とかが多く不明瞭だが200m程進むと明瞭な道が出てきて後は快適下山、やがて矢原川右俣沿いへ降りて植林小屋を経て今朝歩いてきた林道へドッキング〜。


下山は良くよく踏まれた植林道 棚田は初夏の風景

【簡単快適な一日でした】 と言う訳で最後の尾根登りは余計だったが簡単で快適な遡行が出来た。一年ぶりのPちゃんも「久々なのでこれくらいで丁度」との事、最後は鈴鹿の『さつき温泉』で汗を流して名物の『椿こんにゃく』を買って帰阪となりました。

坂本棚田は田植えも終わって初夏の風景が広がっていた。



*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。



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