池郷入門渓の大又谷遡行。

渓谷の名称
大又谷
山域(ピーク)
大峰
渓谷の概要
大峰東面屈指の大渓谷、池郷川最大の支流である大又谷はあまり遡行記録の無い谷だが下流から中流域にかけて廊下が連続して美しい渓相を見せる。難易度的にも容易な部類に入るので池郷川界隈の入門渓に最適だろう。但しどこを詰めても林道が通じているので上部はガレに覆われているのが残念だ。
コースタイム
【池郷林道車止め】 07:30(車止めから奥に300m程入った地点に谷へと降りる山道)
【池郷本流出合い】 08:25(偵察に一旦本流出合いまで降渓した)
【カケゴヤ谷出合い】 09:25(美しい釜と滝が連続)
【キヨミ谷出合い】 12:10(キヨミ谷出合い付近は平坦地)
【池郷林道】 12:45(最後はガレを詰めて林道へ)
【池郷林道車止め】 13:25(後はダラダラ歩くだけ)
ポイント
【★★☆☆☆(沢2級)】 大きな滝こそ無いが出てくる滝は殆ど直登可能か容易に巻く事が出来る。豊富な水量に磨かれた美しい渓相を心行くまで楽しんで頂きたい。
下 山
【★☆☆☆☆(林道)】 どこを詰めても何れは池郷林道に当る。詰める場所によっては距離があるけど林道なので気楽やと思います。
装 備
一般遡行装備必携、ロープも持参したが泳ぎのサポートに使用しただけで滝の登攀には必要無し。
お勧め度
★★★★☆
参加人数
5人
所要時間
約6時間
天候
晴れのち曇り
遡行日時
2008/07/06
地形図
池原
写真室
無し
遡行図
その他情報
《フリクション情報》:普通 《ヒル情報》:見なかった 《温泉》:きなりの湯(600円) 《その他》:毎度のたこ焼き屋、下市の『もんき』さん。初めて『七味マヨ味』を食べたけど美味しかったです〜。


【偵察を兼ねて大又谷へ】 7月に入って梅雨は何処へやらの晴天続き、ちょうど6日になっちゃんとの沢予定があったのだがこりゃちょっと泳ぎたい。今年は池郷中部廊下にも興味があるので下山やエスケープの偵察も兼ねて池郷大又谷をチョイスした。

池郷大又谷はネットで検索しても殆ど記録の無い未知の谷、30年程前の記録では中流域に廊下があると書いてあるが今はどうなっているか定かじゃ無い、けどそれだけに楽しみもある。面子もりんご畑さんナベさん、そしていつも遡行記録を参考にさせてもらってる『あの山の向こうがわ』のよっちゃんとも初のご一緒遡行、これを楽しみと言わずして何とやら。

まずなっちゃんと合流して杉の湯でよっちゃんとご対面、よっちゃん号で下北山へ向う、メンバー全員が揃って毎度の宴会モード、ワイワイ喋っていてると古くからの付き合いに思えてくるような楽しい宴だった。

【池郷林道車止め(7:30)⇒池郷本流出合い(8:25)】 6時起床、7時には出発して池郷林道の車止めには7時半前となった。早速準備を整えてスタート、車止めから300m程歩くとカーブミラーのある地点に谷へと下りる踏み跡があった。これを下るが良く踏まれた快適道、谷床と堰堤が見える地点でT字分岐になるが左手に進めばすぐに河原へと導かれた。(分岐を右手に行くと何処へ行くんやろ?)


カーブミラー横に谷への踏み跡 大又谷の明るい渓相

さあ遡行開始と言いたいところだが、ここで私の我がままを聞いてもらって偵察がてら一旦本流出合いまで降渓する事に、この下降も面白かったのだが記録的にはややこしくなるので割愛して本流出合いからの遡行記録を書いて行きまする〜。

【池郷本流出合い(8:25)⇒カケゴヤ谷出合い(9:25)】 本流出合の大又谷には5M滝があってこれを降りると登り返しは人工登攀になりそうだ。そうなると時間も読めなくなる。なので出合いの直前、5M滝の落ち口から遡行を開始する。4M滝を越えて中央に巨岩の鎮座する4M滝は釜を泳いで巨岩の下から抜け出した。(他の方はシャワーで直登したり右手をへつったり)


本流とのご対面は次のお楽しみに 4M滝をシャワーで突破

連続する釜と小滝を楽にこなして3条6M滝の右手を絡めばCo632m二俣、右俣の大釜を泳いで美しい釜を持つ5M滝を越える。直後は堰堤で右手を巻けば元の場所、さあどんどん進みまっせ〜。


釜の緑が美しい5M滝 この堰堤の右手巻きがちょい悪

明るい渓相に一枚岩のナメ床が素晴らしい、5M斜瀑を登れば2基の堰堤が出現、どちらも右手を巻くが後者はちょっぴり悪いかも(^^;。だんだんと渓谷らしくなって細い渕の向こうに6M斜瀑が見える。うーん美しい場所やな〜、渕を泳いで斜瀑を登ると、凄い!大きな釜に轟々と落ちる8M滝があった。何とも美しい光景に歓喜の声が上がる。


渕を泳いで6M斜瀑を登る 美しい8M滝での記念撮影

その上は一旦ゴーロになってすぐに左岸からの支流、これがカケゴヤ谷だろう。左手の本谷を進む。

【カケゴヤ谷出合い(9:25)⇒大休止(11:10-12:00)⇒キヨミ谷出合い(12:00)】 出合いを過ぎると両岸が迫ってきて廊下の様相、2M、2M、2条7Mと続くがこの7M滝は右手に洞窟を持っていて特異な景観、中を覗くと天井が白くて何か神々しい感じがする。滝の突破はよっちゃんが右手から落ち口へと斜上するバンドを抜けたので後続も追随した。


2M、2M、7Mと続いていい感じ〜 洞窟を持った2条7M滝に取り付く

その上にはCSの2M滝があって右手を越えるが少々ボルちっく、更に岩溝の奥に懸かる2条6M滝は右手にうまい具合にバンドが通じているけど落ち口への一歩が滑りやすいかも、まだまだ廊下は続いて今度は行合になった2M滝出現、ここは泳ぐしかないでっしゃろ〜。私とよっちゃんとなっちゃんは泳いで突入p(^_^)q、濡れるの嫌いなベテランさん達は左手から巻いた模様です。


岩溝奥の2条6M滝も右手から 行合の2M滝は泳ぎまっせ〜

行合を過ぎると一旦明るくなって陽射しが心地よい、だいぶ泳いで寒くなってたのでちょっと休憩タイム、前方には支流が30Mの段瀑となって注ぎ込み一服するには持ってこいな場所だろう。

何やかんやと喋って遡行再開、先の段瀑から谷は右手に90度折れて小さな渕が連続、今度は右に90度曲がってまた左に曲がる、つまり廊下の真っ只中だけど難しい箇所は無く泳いだりへつったりしながら快適遡行、その中に懸かる2M滝をボルちっくに越えてちょい進むと3M滝が遮った。こいつは一見ツルツルで手強そうだがよく見ると右手に古いFIXがある。はは〜ん、ココから越えるんやな!、こだわりでFIXは使わずにりんご畑さんが突破、後続も同様に続いた。


廊下の2M滝はボルちっくに通過 ツルツル3M滝は右手から!

このあと小滝があって大釜に注ぐ2M滝を泳いで越えると一転して穏やかな渓相になる。それも完全な平流(^^;、こっから先は何も出て来ない、右岸には古の林業基地を思わせる平坦地が続いて石組みの立派な道も残っている。時間もめっちゃ早いしお腹も減ってきたのでここいらで大休止、1時間くらいまったり致しました。そこから10分程で二俣、本流は右俣だが林道に近い左俣(キヨミ谷)に入った。


小滝の直登に挑むなっちゃん 大釜の2M滝を泳いで突破

【キヨミ谷出合い(12:00)⇒池郷林道(12:45)⇒池郷林道車止め(13:25)】 キヨミ谷を5分も進むとまた二俣、ここも本谷は右俣だけど更に林道へ近い左俣に入る。水も殆ど枯れて最後は林道からの流入と思われるガレを詰めて林道へと飛び出した。


すっかり穏やかな渓相 最後はガレを詰めて林道へ

後は林道をダラダラ歩くだけ、冷たくて気持ち良かった沢とは違って林道はムシムシと暑い、汗をかきながら車に辿り着いたと同時に雨が降り出した。ギリギリセーフ!!。

【界隈の入門渓に最適!】 池郷大又谷はあまり記録の無い谷だが凄く綺麗な場所だった。予想よりあっさり終わってしまった感もあるけど池郷界隈の雰囲気を手軽に体感出来る初心者向きの秀渓だろう。

今回は憧れのよっちゃんともご一緒させて頂いたし、りんごさんナベさんコンビの馴れた動きも実に勉強になった。最後はきなりの湯で身体を温めてたこ焼き屋さんへGO、お腹も膨らんで快適帰阪となりました。是非また行きましょう〜。



*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。



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