ナメは楽しい白見谷第一支流。

渓谷の名称
白見谷第一支流
山域(ピーク)
南紀(P816m)
渓谷の概要
南紀、白見山東面の水を集める白見谷は広い集水面積と幾つもの支流を持つ。その中でも第一支流は大滝こそ無いものの延々と続くナメ床が遡行者を魅了する秀渓だ。南紀と言えば遠く感じるが入渓点は国道168号沿いと利便も良い。下山に関しても右岸尾根の山道が使える事からシーズンオフの軽い遡行にはうってつけだろう。
コースタイム
【白見谷出合い】 08:10(白見滝は明瞭な山道で巻く)
【第一支流出合い】 09:10(本谷は平凡なゴーロ歩き)
【ワイド25M滝下】 09:50(25M滝は右手から巻くが急斜面)
【Co560m二俣】 11:05(Co400m付近から源流までナメが続く)
【P816m】 12:15(特徴の無いピーク、方向確認をしっかりと!)
【第一支流出合い】 13:55(出合い直前、Co250m付近で不明瞭になる)
【白見谷出合い】 14:20(第一支流出合いからは快適水平道)
ポイント
【★★☆☆☆(沢2級+)】 特に難しい場面は無いがワイド25M滝の右手巻きは結構急斜面だし谷に戻る際は懸垂下降となる。そこから源流まで延々と続くナメ群は快適の一言、但し傾斜の強い滝もあって油断は禁物だ。レベルによってはロープの使用も考慮したい。見所はCo400m付近から水が切れるまで延々と続くナメの美しさ。
下 山
【★★☆☆☆(山道あるが)】 下山は登り詰めたP816mから少し南下して第一支流の右岸尾根を下る。尾根には山道が通じており赤テープもあってスムーズに降れるがCo250m付近で不明瞭となった。そこから藪の薄い箇所を選んで強引に降れば程なくピンクテープのある水平道に合流、これで一安心かと思いきや結構ズタズタで歩き難い、そのまま進んで第一支流を跨いだ後は明瞭となって国道までは一足投。
装 備
一般遡行装備必携、ロープもあった方が無難。懸垂下降一回と傾斜の強いナメ滝で一度ロープを使用した。(プロテクションは立木)
お勧め度
★★★☆☆
参加人数
2人
所要時間
約6時間
天候
晴れ
遡行日時
2007/11/17
地形図
大里
写真室
無し
遡行図
その他情報
《フリクション情報》:普通 《ヒル情報》:見なかった 《温泉》:川湯温泉仙人風呂(無料) 《その他》:2007年11月現在、熊野川左岸の県道は路肩決壊で下和気〜浅里間が通行止め。利用する場合は事前確認したい。


【2007南紀シリーズ第2弾】 11月も半ばを過ぎて晩秋の気配濃くなって来たが、南紀ならまだ大丈夫だろう!?と秋沢を計画する。遥々南紀まで行くのだから一本だけでは勿体無い、と言う事で初日はアクセスし易い『白見谷第一支流』、二日目はもう少し足を伸ばして『相野谷川中ノ谷』を遡行する事にした。

早朝4時に集合して国道168号を南下、『道の駅、瀞峡街道熊野川』を過ぎて10分程進んだ辺り、右岸に豪快な20M滝を落とす谷が白見谷である。以前は滝下の広場に茶屋と駐車場があって利用出来たが現在は廃業しており駐車場にも入れない。仕方なく脇の路肩に駐車して準備を整えた。

【白見谷出合い(8:10)⇒第一支流出合い(9:10)】 不安定だと言う天気予報だったが空は青空、今日も期待してよさそうだ。白見滝は左手のブッシュ帯を登れるそうだがイキナリの全開モードは遠慮したいので国道を50m程北に進んで山道に取り付き滝上に出たところから遡行を開始した。谷中は特に変化も無く淡々と進むが大きめの岩がゴロゴロしてて結構辛い(^^;。南紀とは言え寒さを予想して着込んで来たが上下左右に奮闘するものだから暑くてしょうがない、明日はもうちょい薄着にしよ・・・。


白見滝から少し北進して山道へ ゴーロの右往左往が辛い

そんなこんなで愚痴りながら進むと左岸に綺麗な斜瀑が流入してちょっと小休止、この谷が目的の第一支流である。


綺麗な斜瀑で第一支流が出合う 入り口の連瀑帯は右手巻き

【第一支流出合い(9:10)⇒ワイド25M滝下(9:50)】 第一支流に入って出合いの連瀑帯は下段はナメ状で快適、中段6Mと上段5Mは少し立っているので右手から巻いた。暫くで山道が跨ぎ崩壊した小屋跡を見送るとまたもダルダルのゴーロ群、この攻撃には剛脚自慢のMちゃんも苦しそうだ。

「もうゴーロは嫌だ」「谷のチョイスを間違えた」と思ってたら前方が突然開けてワイドな壁を滑り落ちる25M滝の登場だ。凄い壁に凄い落差の滝なんだがシャラシャラと静かに流れ落ちて風情ある空間を作り出している。これでゴーロ疲れも吹っ飛んだに違いないv。

【ワイド25M滝下(9:50)⇒Co560m二俣(11:05)】 で、突破だが左手はずっとスラブ壁が続いていて大巻きの気配、右手は急傾斜だが何とか登れそうだ。と言う訳で右手のルンゼから壁の薄そうな場所を選んで登って行く。結構な急斜面だがしっかりした立木が多くホールドには事欠かない。上部に出ればもう一本10M滝が続いて、これも一緒に巻いてしまう。しかしそのまま巻き続けるとどんどん上に行ってしまう気がして数メートルの懸垂下降で10M滝の頭に降り立った。

そして上流を見ると、なんと見渡す限りのナメ床である。10Mナメ、8M斜、10M斜と続いて行くが水量が少ないのでヌメリが酷く怖い、10M斜は傾斜も強いので右手から巻き越えた。


突然現われたワイド25M滝 延々と続くナメ&斜瀑の競演

更に延々と続くナメは継ぎ目など無くずっと一枚岩で繋がっている。これは南紀の谷特有の渓相だが若干を覗いて殆ど直登可能だから楽しくてしょうがない。ほんと自然の造形には恐れがいる。


この斜瀑は左手を巻いた どこまでも続くお楽しみタイム

【Co560m二俣(11:05)⇒P816m(12:15)】 やがて少し荒れた感じになってくるとCo560mの二俣となるが、これもナメの途中で分岐している感じ。右俣に進路を取ってどんどん登って行くが中々の急斜面に足取りが重い、前半のゴーロ疲れが響いているようだ。Co800mも近くなった頃ようやく土斜面となって、そこからひと登りでP816mの少し南側稜線に飛び出した。


滑り易いが殆ど直登可能 特徴の無いP816m

【P816m(12:15)⇒第一支流出合い(13:55)⇒白見谷出合い(14:20)】 下山は少し南進して第一支流右岸尾根を使うのだがP816m側から下ってくると鋭角的に折れているので分岐には注意しておきたい。上手く踏み跡を伝えれば見失わないように下りるだけだがこの手の山道の常でCo250m付近で突然不明瞭になっちゃった(^^;。しばらく右往左往したがラチが開かないので下りやすそうな尾根上を強引に下ると直にピンクテープのある水平道に合流、道の広さから見てたぶん今朝の取り付きに使った山道だろう。


こんな場所で集合解散言われてもねぇ(^^; ピンクテープのある水平道

これで楽勝!かと思いきや消えたり出たりする道型追いに難儀しながら第一支流出合いの連瀑上で谷を跨ぐ、そこからは明瞭な山道となって朝取り付いた国道へと帰り着いた。

【ナメは楽しいがゴーロは辛い】 白見谷第一支流は滝と呼べるもの初っ端の白見滝20Mとワイドな25M滝しか無い、それ以外はナメとゴーロで構成されている。延々と続くナメ群は快適だし非常に楽しいがゴーロ帯は苦行に近い、よくこの界隈の谷は冬向きと言われるが当にその通りで、夏場は暑くてやってられないと想像する。

最後は川湯温泉の仙人風呂で一汗流す。この温泉は大塔川をせきとめた野趣あふれる露天風呂で毎年11月から2月までオープンする。混浴だが無料だし水着可なので家族連れやカップルを中心にいつも賑わっている。漂う硫黄臭と開放感溢れる湯船、湯あたりも良く遡行の労を癒してくれた。

さあ、明日は南紀をもう一本!。相野谷川中ノ谷にこうご期待!!。



*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。



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