良き日良き山、鵜川左俣遡行

渓谷の名称
鵜川左俣
山域(ピーク)
比良
渓谷の概要
比良山系北部、滝山と嘉領ヶ岳の間を東走する鵜川左俣は小粒ながら花崗岩の岩床が連続する美しい谷である、やや藪っぽいのが難点だが谷沿いに踏み後もあり下山も容易なので気軽な水辺歩きに最適だろう
コースタイム
【堰堤】 08:50(送電線下の堰堤右岸から入渓)
【2俣】 09:10(暗い廊下状の左俣へ入る)
【長谷出合い】 10:20(出合いを過ぎると美しい10M滝)
【主稜線】 11:50(源流付近の雰囲気が素晴らしい)
【2俣】 13:30(境界尾根を下降、踏み後明瞭で展望抜群)
【堰堤】 13:50(暫く谷沿いに下って堰堤に戻る)
ポイント
【★★(沢1級)】 出てくる滝は殆ど直登出来る、今回10M滝は左手を巻いてしまったが唯一の登りどころ?少し頑張れば直登可能である、岩床の美しさと源流部の雰囲気が見所だが全体的に藪っぽいのが珠に傷
下 山
【★(登山道あり)】 下山は谷を登り詰めた鞍部から少し北に登って境界尾根を下る、登山地図(エアリア)に記載は無いが踏み後は明瞭で琵琶湖の展望も良く沢の下山としては申し分ない
装 備
一般遡行装備必携、10M滝を巻くならロープの必要は無し
お勧め度
★★
参加人数
2人
所要時間
約4時間半
天候
快晴
遡行日時
2006/06/24
地形図
北小松
写真室
作成中
遡行図
その他情報
フリクション情報:良好 ヒル情報:見なかった 比良とぴあ(温泉):600円


【梅雨の合間に沢歩き】 梅雨時の微妙な天気予報にやきもきしたが朝目覚めれば意外に良い天気、ならば沢に行かねばなるまい!

今日の予定は比良東面の鵜川左俣、この谷の遡行記録は殆ど見ないが以前私の師匠が「沢体験のイベントに使えないかな〜」と言っていたのを思い出してイベントに使おうとするくらいやから簡単やろ〜と選択、早朝出発して湖西道路から161号へと北進する

北小松を過ぎて国道161号線が鵜川を渡ってから最初の交差点を左折、鵜川越え林道に入り送電線を越えた広場に駐車して準備を整える

【堰堤(8:50)⇒2俣(9:10)】 天気はどんどん良くなって歩き始める頃には快晴で暑い、どこから入渓しようか?と林道を少し下って行くと送電線下付近に堰堤を発見、これ以上下っても堰堤の処理に困ると判断、堰堤上を右岸に渡り草付き斜面を下って谷床に降りる


陽射しサンサン!早く沢に浸かりたい〜 堰堤上の渓相、ここから遡行開始

谷は花崗岩で明るく水量も豊かで良い雰囲気、水の冷たさが心地よくジャブジャブ快適に進んでいく、ゆっくり20分程歩くとやや薄暗くなって2俣となる、本流は右俣で2M滝が深い釜に落ちる、左俣は廊下状だが悪相では無い、また両俣を分ける尾根には踏み後と「森林組合」の立て札があり下山はここに降りる事を確認出来る

【2俣(9:10)⇒長谷出合い(10:20)】 左俣に入ると小滝に続いて3M、3Mの連瀑をシャワーを交えて快適に登る、CS滝を越えるとやや明るく開けて5M滝、6M滝も楽しく登る、ここからナメ床が多くなり予想外の美しさに心が和む、暑い事もありナメで滑り台なんかも楽しんだ(^_^)v


最初の連瀑はシャワーで登る 明るい5M滝も直登、水が心地よい

石橋が谷を渡って3段10M斜瀑もスイスイ登ると穏やかになる、この辺り流れは美しいのだが全体的に藪が被さって歩き難い、それに蜘蛛の巣の多いこと多いこと(汗)、そこに頭から突っ込むので先頭を歩く私は全身糸まみれだ(^^; やがて左手から支流が入ってここが長谷のと出合いである


6M滝から続くナメも快適に登れる 3段10M斜瀑もどんどん登る

【長谷出合い(10:20)⇒主稜線(11:50)】 右の流れを暫く進むと急に両岸立って10M滝が現れる、白い花崗岩の岩肌が美しい印象に残る滝だ、ちょっと頑張れば登れそうな気もするが右岸から巻いてしまった(^^;(後で考えると唯一の登り所だったので強引に登ればよかったと後悔(T_T))


暑い日はシャワーが楽しいネ(^_-) 10M滝は唯一の登り所?

10M滝の上で谷は右折して6M滝を懸ける、普通に巻き道を進むとこの6M滝も巻いてしまうのでガレた斜面を強引に下って6M滝を登る(これもシャワーで楽しい場所)、この後小規模なナメと小滝を過ぎるとすっかり穏やかな渓相となり核心部は越えた様子、谷は浅くなり広がるので藪が薄れ幾分歩き易くなるが今度は暑さが募ってくる(^^;

左手から幾つかの支流が合わさってくるが右へ右へと進路を取りながら淡々と遡行を続けるとやがて植林が目立つようになる、ただ完全に整備された植林では無くかなり以前に植樹されて長期間そのままだった様で雑木混じりだしかなり立派なものもある、やがて湿地状の源流域となり雑木と杉がまばらに立つ素晴らしい雰囲気の林が広がっている、最後まで水が切れず急登も無く滝山と嘉領ヶ岳を結ぶ尾根の鞍部に登り出た


楽しく登れる滝ばかり(^_^)v 最後は素晴らしい林に出会える

【主稜線(11:50)⇒2俣(13:30)⇒堰堤(13:50)】 ちょうどお昼時だったので鞍部にて昼食タイム、みかんゼリーとチューハイが彩りを添える、下山は嘉領ヶ岳方面に僅かの登りで小ピークとなり東に向って切り開きと境界杭が打ってある、これが2俣へと下る境界尾根で登山地図(エアリア)に記載は無いが終始明瞭で展望も良く最後は琵琶湖を正面に見ながら花崗岩のザレ道を一気に下って両俣出合いへと戻り着き後は谷沿いを堰堤まで戻って本日の遡行も無事終了となった


展望を楽しみながらの快適下山 最後はシダの茂る斜面を下る

【良き日良き山に感謝m(__)m】 今日は予報に反して終始快晴で沢歩きにはもってこいの1日であった、藪っぽくてやや間延びする感もあるが美しいナメ床と小滝、下山の尾根道も申し分無くハイキングとしても秀逸のコースでは無いだろうか!?

早々下山だったので近くの白髭神社を参詣、沢旅の安全を祈願して温泉へと向った。 良き日良き山良き相棒に感謝。m(__)m



*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。



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