すっかりハイカーい系(^^; 小野子東谷左股遡行

渓谷の名称
小野子東谷左股
山域(ピーク)
芦生
渓谷の概要
芦生の登山基地でもある須後から最も入渓しやすい谷の一つである小野子東谷は快適な沢フィールドである 25M大滝を始め中流域に美しい滝を連続させ遡行者を楽しませてくれる、左股は中流部で連瀑となって合わさる谷で本流である右股とほぼ同等の規模をもっている
コースタイム
【須後】 10:00(導水路から小野子谷川を進む)
【小野子東谷出合い】 10:35(25M大滝は右岸巻き)
【左股出合いの2股】 11:50(左股は連瀑につぐ連瀑)
【小野子東谷奥の2股】 14:50(巻きに失敗して尾根まで登ってしまった(^^;)
【地形図672M】 15:40(遡行を諦めて尾根を下山)
【須後】 16:25(最後は激下り)
ポイント
【★★(沢2級+)】 とにかく滑り易い岩質が曲者、ホールド豊富な滝でも不意にスリップしないか?との不安が付きまとう、左股の連瀑は特に滑りやすく万全を期したい、見所は圧巻の大滝と連瀑
下 山
【★★★(要読図力)】 尾根に道は無くコンパスと地形図で位置確認しながらの下山となる、逆に言えば芦生は尾根にさえ乗っていればどこでもそれなりに下山出来るのだが・・・
装 備
一般遡行装備必携、ロープ必携、万全を期すならハーケン等も持参したい
お勧め度
★★★
参加人数
2人
所要時間
約7時間
天候
晴れ
遡行日時
2006/06/05
地形図
写真室
作成中
遡行図
その他情報
フリクション情報:滑り易い ヒル情報:見なかった 


【新緑を求めて芦生の森へ】 梅雨入り前最後の晴れか?6月に入って好天が続くようになった、のんびり新緑に浸りたいと言う相棒の要望に応えて平日のお気楽谷歩きをする事に、チョイスしたのは新緑の定番地である芦生、この時点ではあくまでもお気楽モードであった

7時半に集合して須後に着いたのは9時半過ぎ、空は快晴でかなり暑い、今日のお題は須後から一番近い?小野子東谷の左股である、小野子東谷は以前遡行済みなのだが本流である右股遡行時に連瀑となって合流する左股をいつか歩いてみたいと思っていたのだ。

【須後(10:00)⇒小野子東谷出合い(10:35)】 出発は10時、トロッコ軌道の手前から草深い林道に入って終点からは導水路沿いに歩く、すぐに小野子谷川の堰堤に出て遡行開始、新緑鮮やかな渓中をのんびり進むが芦生の谷は相変わらずフリクションが悪い、小野子東谷との出合いまでは30分程


橋を渡らず草深い林道へ入る 新緑鮮やかな渓中

【小野子東谷出合い(10:35)⇒左股出合いの2股(11:50)】 東谷に入っても暫くは穏やかな渓相、やがて小滝がポツンポツンと出だして傾斜が増してくると大岩の挟まるCS2M滝、前回来た時は左手の流木沿いに登ったが今回は右手を巻く、眼前には25Mの大滝が迫る


25Mの大滝は右岸斜面を巻き上がる 連瀑を快適にこなすと2股は近い

大滝の突破だが前回は右岸斜面に明瞭な踏み跡があったはずなのだが落ち葉に埋もれたのかどうも見当たらない?? 崩れ易い泥付き斜面を慎重に登って落ち口へと出る、そこからは3〜5M級の滝が連続して懸かり適当に登りきると左手から連瀑となった支流が入り2股に到着だ

【左股出合いの2股(11:50)⇒小野子東谷奥の2股(14:50)】 予定通りここで左股に入る、最初の5Mを直登して次の4Mを登り始めるもヌルヌルであと一歩が出ない(^^; 右手には倒木があり一旦クライムダウンして倒木を頼りに巻きを試みるも外頃した急傾斜で結構怖い、なんとか越えたが見た目より悪い場所だった、谷を見上げると3Mくらいの滝が幾つも続いて詰まりに3段15M滝が見える、その15M滝は傾斜が強く先のヌルヌルが頭をよぎって巻きを選択する


滑り易い滝を慎重に登る 3段15M滝は巻きを選択するが・・・

どちらから巻くかを思案して若干傾斜の緩い左岸から巻くが結構悪い泥付きで中々落ち口へ近づけない、どんどん上へと押し上げられ気が付けば谷ははるか下の方(^^; トラバース気味に近づけないか?と進んでみるも斜面はズルズルの泥壁で思うように行かず・・・ 時間も押してくるしだんだんと遡行意欲が薄れてきてそのまま尾根まで登ってしまった(^^; この登りは藪を強引に突っ切ったので沢気分はすっかり飛んで徘徊モード、相棒曰く「ハイカー」ならぬ「ハイカーい」やね(^^;

登り着いた尾根は本流と左股を挟む尾根、須後に帰るためにはその尾根をかなり詰めなければならず時間的にも微妙な状況だ、そこで地形図とにらめっこ、一旦小野子東谷(本流)に下ってさらに1本南側の尾根(地形図901Mから南西に延びる尾根)に登り返して下る事にした

【小野子東谷奥の2股(14:50)⇒地形図672M(15:40)⇒須後(16:25)】 これはナイスな選択だったようでうまい具合に東谷の奥の2股付近に下りてそこから小さい支谷を詰めて南西尾根に登り着いた。ここからは何度か歩いた事のある尾根なので迷う事もなく快適に進み地形図672Mから進路を北西にとって最後は激下りして小野子谷川の出合いへと戻り着いた。


なんとか奥の2股に降り付く 歩きなれた南西尾根を進む

【今日は反省多きハイカーい沢でした】 

須後の駐車場まではもう目と鼻の先なのだが終点が見えてくると急にお腹が減ってきた、よく考えたら入渓してからちゃんとした食事タイムは取ってない(^^; 出合いの河原でボイルウインナーを食べた

今回は滑り易い滝と泥斜面に苦戦するちょっぴり苦い遡行であった、ちょっとなめてた部分もあって装備類を充分持参していなかったのも反省点だろう!? やはり簡単な沢でも準備は怠ってはダメだと言う事を再認識させられ以降の教訓としたい。

最後は美山のお風呂で汗を流して帰阪となった。



*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。



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