雨予報だったが好天に恵まれ芦生大蓬谷を遡る

渓谷の名称
大蓬谷
山域(ピーク)
芦生(901M)
渓谷の概要
ブナノキ峠から南に派生する尾根の901Mピーク南面より流れる大蓬谷は日本庭園の谷と呼ばれている、兎に角滝の多い谷で大滝は無いのだがが3〜5Mの滝が稜線直下まで続きその応接に忙しい、しかも登るも巻くもお好み次第だから滝登りが好きな者には堪えられないだろう!?
コースタイム
【須後】 08:50(毎度の長いトロッコ道)
【小ヨモギ作業所】 09:40(作業所から出合いまでは由良川を遡行)
【10M斜瀑上の3股】 11:10(兎に角滝が多くて覚えてられない(^^;)
【稜線】 12:10(最後は急傾斜で苦しい登り)
【地形図672M】 13:15(気持ちの良い尾根を歩く)
【須後】 14:10(由良川と小野子谷川の出合いに下りてくる)
ポイント
【★★(沢2級-)】 登れない滝でも簡単に巻けるので特に困難な場所は無いだろう、ただ滝の数は半端じゃなく多いので最後はお腹が一杯になるかも(^^; 私達は奥の2股を左股へ入ってしまい901Mと840Mとの鞍部に出てしまったが右股に進路を取ると901Mに直接突き上げるそうである
下 山
【★★★★(踏み跡程度)】 901Mピークからの下山は南西に延びる尾根を下るのが早い、尾根には踏み跡程度の道が通じているが途中何度か支尾根との分岐がある、芦生の尾根はどこを下りてもそれなりに歩けるので最終的には由良川沿いに出るのだが地形図とコンパスを駆使して的確なルートを導き出すのも楽しみの一つである
装 備
一般遡行装備必携、ロープは必要無しだがシュリンゲくらいは持参しておきたい
水濡れ度
膝下程度
フリクション度
滑りやすい
参加者
PO / あき / 亀
所要時間
約4時間半
天候
晴れのち曇り
遡行日時
2005/09/04
地形図
久多・中
写真室
作成中
遡行図
備考・その他
美山文化村(お風呂):500円


【苦し紛れで芦生に変更(^^;】 本当は紀伊半島のよさ気な沢を予定していたが雨予報で北部に変更、どの地域も午後から雨との事で凄く悩んだが芦生に落ち着いた。谷は下山の早さを考慮して大蓬谷をチョイス、聞けば短いが日本庭園のような谷との事で今回はどんな景色を見せてくれるのか?

朝、毎度の面子が集合して芦生を目指す、空は青く雨予報はどこ吹く風、須後へは8時半の到着となった

【須後(8:50)⇒小ヨモギ作業所(9:40)】 準備を整え8時50分出発、長いトロッコ道を奥へと進むが日差しが強く結構暑い(^^; 灰野、赤崎谷出合いと過ぎて入渓点の小ヨモギ作業所には9時40分着となった


赤崎谷にかかる木橋を行く 小ヨモギ作業所より由良川に降りる

【小ヨモギ作業所(9:40)⇒10M斜瀑上の3股(11:10)】 目的の大蓬谷はまだ少し先なのだが暑いので小ヨモギ作業所横から由良川に降りる、由良川本流の遡行は簡単な徒渉と河原歩きで問題となる箇所は無い、やがて右岸から2M斜瀑が流れ込むがこれが大蓬谷である、水量少なくパッとしないが取り合えず入渓する、最初は苔むしたゴーロが続くが暫くすると小滝が出始める、芦生の沢全体に言える事だが岩は黒くて滑りやすい、ぬめっている部分も多いので軽率な飛び石は怪我の元、この日もあきが枯れ木を踏み抜いて膝を強打(T_T)後で見せてもらったが赤く腫れた足が痛々しい・・・


大蓬谷の出合いは2M滝から 暫く進むと小滝が現れる

一度小滝が現れ出すと次から次へと連続してしかも殆どが容易に登れるから楽しくてしょうがない、だんだんと傾斜がキツくなってくるので大きな滝も期待したが5Mまでの滝が切れ目無く続く、流木の刺さる4M斜瀑はわざと中央突破を狙うも微妙な傾斜で固まり右手から登ったあきにスリングで助けてもらう(^^;(POちゃんは左手を巻いた)

そうこうしていると顕著な2股、左手の本谷は薄暗い廊下状3M滝を懸けている、と言っても登るのに問題は無くあっさり突破、ナメ床を過ぎるともう一度支谷が入り今度は右手に進路を取る、相変わらず3M前後の滝が連続しただんだんと飽きてきた(^^; ハング気味の4M滝はシャワーを浴びて突破するがワンムーブあって面白い


直登には微妙な斜瀑も簡単に巻ける ハング気味4M滝を登るあき

その上は更に傾斜が強まって5M滝が連続(直登可能だが滑りやすい部分もある)、またも入る2股を左へとってなおも滝攻めをこなして行くがだんだんと応接が億劫になり10M斜瀑の右岸を巻くとやや開けて3股となった、この3股付近はいかにも芦生らしい景色でゆっくり休憩でもと言いたいところだが前記のハング気味4M付近から蜂?(名前は知らないが黄色で大きい)に付きまとわれて気が気では無く水分補給だけして先を急いだ


巻きの途中から3股手前の斜瀑を見る 全て直登可能だが滑り易い

【10M斜瀑上の3股(11:10)⇒稜線(12:10)】 3股は本谷と思われる中股を行くが暫くするとやっぱり滝攻めになる(^^; 滝の区切りが付かないほど傾斜が強くなり水もちょろちょろなので沢歩きの爽快感は無く山中徘徊と言った感じだ・・・河童な私は息も絶え絶えだがPOちゃんは「楽しい、調子が出てきた」と余裕の笑顔、あきも滝登りが楽しい様子で先頭切って歩く、奥の2股は斜瀑の途中で谷が合わさるような変わった地形で谷床の高さから左股が本谷?と踏んで進む、水も殆ど無く枯棚をどんどん登るとひょっこり稜線へと飛び出した


水の無い谷登りは暑い(^^; 稜線手前、最後の急登

【稜線(12:10)⇒地形図672M(13:15)⇒須後(14:10)】 本来の予定なら地形図901Mに直接突き上げるはずであったがここは鞍部状、さてどこだろう?高度計と方位計で確認すると901Mと南西尾根上の840Mとの鞍部のようだ、どうやら奥の2股は右に入るのが正解だったようである、でもどうせ帰路はこの南西尾根を使うつもりだったので若干ショートカット出来てラッキーか!?(^^;

流石に尾根上までは蜂も追ってこず適当な場所で昼食とする、さてこれから下る南西尾根に登山道は無い、広い尾根筋には踏み後が残っているが途切れ途切れで不明瞭だしどこへ通じているかも謎なので自力で位置を把握しながら下山した方が確実だし面白い部分でもある、まあ逆に言えば地図読みが出来ない方には辛い山域であると言う事だ


兎?カンガルー??面白い形の倒木発見 穏やかでのんびり歩ける南西尾根

広い尾根を緩やかに下っていき地形図672Mピークより西に向いて本格的な降りにかかる、最後は木を掴みながら急斜面を下って小野子谷川の堰堤付近に到着した、後は堰堤から流れる疎水沿いを歩けばやがて林道となり駐車場は目と鼻の先!

【予定通りの半日遡行】 午前中はずっと晴れであったが駐車場に戻る頃には流石に曇り模様、本来なら中止してもおかしくない天気予報であったが雨に降られる事もなく小粒だがよい沢旅が出来たように思う

帰り仕度を整えて車に乗り込むと同時にウインドを濡らす雨、美山文化村のお風呂に着く頃には本降りとなっていた。 今日もも楽しい1日をくれた美しい自然とメンバーに感謝。m(__)m



*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。



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