春爛漫の元越谷から仏谷遡行

渓谷の名称
元越谷・仏谷
山域(ピーク)
鈴鹿(小岐須峠)
渓谷の概要
鈴鹿南部の宮指路岳から水沢岳周辺の水を集めて流れ出る元越谷は前半の大滝上部ゴルジュ帯が非常に美しく鈴鹿を代表する美渓だろう それゆえに人気もあり多少人臭いが初心者でも安心して心行くまで渓谷美を堪能できる貴重な谷である
コースタイム
【大河原橋】 08:20(荒れた林道を歩く)
【入渓点】 09:00(堰堤の上からスタート)
【元越大滝】 09:40(ここからが見所!)
【仏谷出合い】 11:30(仏谷は明るく穏やかな渓相)
【高円山への稜線】 12:30(小岐阜峠から高円山のコルに出る)
【大河原橋】 14:30(猪足谷沿いの長い林道歩き)
ポイント
【★★(沢1級)】 技術的に問題となる箇所は無いだろう 鈴鹿を代表する美渓を心行くまで堪能して頂きたい
下 山
【★(登山道あり)】 下山路は幾つか考えられるが今回のコースなら小岐須峠から猪足谷沿いの林道を下るのが楽で手っ取り早い
装 備
一般遡行装備必携、登攀具は必要無し
水濡れ度
腿辺り
フリクション度
良好
参加者
あき / 亀
所要時間
約6時間
天候
快晴
遡行日時
2005/04/17
地形図
伊船
写真室
作成中
遡行図
備考・その他
名神高速(京都東⇒栗東):1000円 かもしか温泉:500円


【足慣らしはやっぱり鈴鹿へ】 2005年の沢慣らし第2弾は行き易さや行程を考えやっぱり鈴鹿となった 今回も私の道楽に同行してくれたあきの願いもあってチョイスしたのは元越谷、中俣を巡って水沢峠に至るコースが一般的だが今回は右股である仏谷から小岐須峠、猪足谷へと下るコースを選択した

前夜集合して鈴鹿へ向うが都心部では既に終わり模様のソメイヨシノがまだ満開のようだ 鈴鹿西面では定番の蒲谷園地駐車場を今宵の宿に決め毎度の小宴後就寝となった

【大河原橋(8:20)⇒入渓点(9:00)】 朝8時に幕営地を出発、大河原橋付近の広場に駐車して林道を奥へと向う すぐに車止めのゲートがあり横をすり抜けるが太った人には辛い?(^^;

 荒れたダートを15分程進むと猪足谷との分岐、橋を渡らずに左の林道へと入る 幾つか堰堤を見送って右にトタンのある小道から木橋を渡って下ると堰堤上の河原に到着、そこから遡行開始となる

【入渓点(9:00)⇒元越大滝(9:40)】 最初は河原とゴーロ、左に仙ノ谷を分けて進んでいくと2基1連の堰堤があり左岸を巻く 暫く進んで両岸立つ場所にも堰堤、以前は堰堤の左基部が土砂で埋まりそれを登る事が出来たのだが今日はコンクリート壁が剥き出しになっていて登れそうも無い(^^ゞ 仕方なく少し戻って左岸を高巻いた


ここから谷に降りる 堰堤は左岸を巻いた

更に進むと両岸に小さな張り出しがあって淵が横たわる それほど大きなものでは無いが淵は深くエメラルドの水を湛えている ここは腰まで浸かって右岸を越えるのがてっとり早いのだがだがまだ濡れたくないとの事なので左岸の水線沿いをへつりで越えた ここから谷は変化の兆しをみせ気分も乗ってくる 谷は左に折れ轟音とともに大滝15Mを懸ける この元越大滝は何度見ても迫力ある滝だ ここは左岸の階段状岩場を巻き上がるのだが3回目ともなるともう手馴れたもんだ(^^;


最初の淵は左岸をへつった 何度見ても迫力の元越大滝

【元越大滝(9:40)⇒仏谷出合い(11:30)】 大滝から上がこの谷最大の見所で美しいゴルジュに小滝と釜の競演が幕を開ける 小滝とナメを幾つかこえて右に折れると大岩と釜のコントラストが絶妙の2M斜瀑が懸かる なんとも言えぬエメラルドグリーンは言葉を失う美しさだ


大岩と水のコントラストが絶品 鈴鹿の渓谷を代表する美しさ

小滝を釜の競演はまだまだ続いて狭い廊下状1M滝の左岸をへつるとやや開けて4M滝が深い釜に滑り落ちる まるで桃源郷に迷い込んだかのような美しさだ この4M滝の右岸を登ると左から枝谷を入れて競演も一段落となった


狭い廊下状もへつりで越える 4M滝付近は桃源郷の趣

ここからは落ち着きある渓相へと変わりのんびりムードの遡行となる 談笑をしながら時折現れる小滝を快適に越えて行くと2段4M滝の上に人影あり、うっ天敵だ・・・邪魔せぬように巻き進むが何も言われなくて一安心(^^; 本当はこの辺りで休憩し頃だったのだが過去の教訓から追いつかれないようにと先へ進む


快晴の青空に春を感じる 2段4M滝上に人影が・・・

【仏谷出合い(11:30)⇒高円山への稜線(12:30)】 やがて前方に末広がりの5M滝が見えるとこれが仏谷で本谷は左に折れて廊下となり4M滝を懸けている 今回は仏谷を詰める予定なので5M滝を登ると本谷と同じように小廊下となる 細い淵をステミングで進み3M滝はシャワー気味に越える 続くナメと小滝を越えると明るく開けて源流の赴きとなる そこからはさんさんと降る注ぐ陽の光を浴びての源流歩きとなる


仏谷に入るとミニ廊下が出迎え 明るく開けた源流歩き

幾つかの枝谷が入るが水の多い本谷を忠実に詰めるといっそう傾斜は緩くなりくねくねとS字状に曲がっている 水が殆ど無くなった辺りで(谷が南から西に向く辺り)で右の尾根に取り付くとすぐに県境尾根から高円山を繋ぐ尾根へと飛び出した この尾根には明瞭な登山道があり東方面へ進むとすぐに高円山からの林道に合流となる

【高円山への稜線(12:30)⇒大河原橋(14:30)】 あとは猪足谷沿いの林道をテクテク下って大河原橋へと戻るだけ 普通に歩くと1時間ちょいって感じだがのんびり休憩しながらだったので2時間ほど掛かってしまった(^^;


高円山からの林道に出る 花彩りの山に春爛漫を感じる

【春爛漫】 元越谷は自身3回目の遡行となるが快晴のなか咲き誇る花々を見ながらの春爛漫遡行となった あきも花と水の競演を満足したようだ 帰りはかもしか温泉により野洲川沿いの桜並木で行なわれていた桜祭りを見学して帰阪の徒についた。



*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。



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