天気上々気分は最高の明王谷から白滝谷遡行

渓谷の名称
明王谷・白滝谷
山域(ピーク)
比良
渓谷の概要
比良岳から蓬莱山の広い地域の水を集め明王谷へと注ぐ白滝谷は豊富な水量を持ち深い樹林の中をゆったりと流れる 初心者でも快適に遡って行ける比良の沢、入門コースである
コースタイム
【坊村駐車場】 08:50(駐車場脇からすぐ入渓)
【三ノ滝上】 10:40(三ノ滝は右岸を巻いた)
【白滝谷入渓点】 11:40(牛コバから一つ目の橋を過ぎた辺りで入渓)
【夫婦滝上】 14:10(簡単綺麗で快適遡行)
【坊村駐車場】 15:50(林道主体で楽な下山)
ポイント
【★★(沢1級)】 明王谷から遡行を始めるなら三ノ滝をどうするかが最初のポイント、登攀する場合はそれなりの装備が必要だが巻く場合は簡単、白滝谷に入ってからは特に問題となる箇所も無く美しい渓谷美に酔いしれたい
下 山
【★(登山道あり)】 下山は白滝谷沿いに付けられた登山道を伝う、牛コバからは林道となり安全で快適な下山
装 備
フェルト靴等の一般遡行装備必携、通常はロープ等を必要としないが今回は三ノ滝の巻きで万全を期して使用した
お勧め度
★★★
参加人数
2人
所要時間
約7時間
天候
晴れ
遡行日時
200/08/21
地形図
花背・比良山
写真室
作成中
遡行図
その他情報
フリクション情報:良好 ヒル情報:見なかった 万博温泉おゆば:700円


【プロローグ】 沢シーズンも中盤を過ぎそろそろホットなやつもやりたいと思うのだがみな遠方遠征で遊んでくれる人が少ない(T_T) それでも暑い休日は沢に行きたいと声を掛けたところみるくさんが釣れた(^^; という訳で急遽沢へ行く事になった 場所は裏比良の白滝谷、ここは以前遡行したことがあるが遡行記録を取っていなかったのと簡単に水と戯れるにはうってつけの場所なのでチョイスした

朝7時に茨木でみるくさんと合流して裏比良の登山拠点でもある坊村を目指す 快調に飛ばし8時半に到着して準備を整える

【坊村駐車場(8:50)⇒三ノ滝上(10:40)】 白滝谷の遡行は通常牛コバ付近から入渓する人が多いのだが水を楽しむためには明王谷から遡行するのが面白い てな事で駐車場脇からすぐに流れに降りて遡行を開始する 右に水路を見て暫く進むと両岸が迫ってきて渓谷らしくなってくる 連続する釜や小滝をへつりながら進んで行くとまずは堰堤がお目見えする 簾のような水流が陽射しに反射して輝いている この堰堤は左岸を巻くのだが目新しいトラロープが張ってあり迷う事は無い 堰堤上に下るところがやや急斜面だがホールドは豊富なので慎重に降りれば問題は無い


連続する釜をへつりで超えて行く 陽射しに反射した水流が美しい

暫く河原だがすぐに両岸壁となり深山幽谷となる 前方には大釜に落ちる5M滝、これがニノ滝で落差は無いが凄い迫力だ 突破ルートは左岸で側壁の階段状を登るがやや滑り易い 滝上は細長い淵へと直結していて泳げば直進も可能だが右岸へと転じてへつり超える やがて左岸から滝見道が降りてくると谷は大きな釜と左からダイブするように三ノ滝が豪快に落ちている 三ノ滝は比良山系で最も豪快な滝と言われており左右を登攀出来るがどちらも悪いのでしっかりとした準備が必要だ 巻きルートは少し戻って右岸の斜面を登るのだが手がかりになるホールドや木の根が少ないのでやや注意する必要があるだろう


泳げば楽しい場所だが・・・ 三ノ滝は右岸を巻き登る

【三ノ滝上(10:40)⇒白滝谷入渓点(11:40)】 三ノ滝を巻き終えると平凡な河原となるが美しい流れと岩の配置に飽きる事は無いだろう 左岸からワサビ谷を入れて右岸のシラクラの壁を見送ると顕著な2股、左股は口ノ深谷で右股(奥ノ深谷と白滝谷)に入る 林道橋の下を潜ると前方にテーブル状の3M滝 大きな釜と岩の形状がなんとも美しい場所だ ここは右をシャワー気味に登るが上はまた平凡な流れになる 時間的にも少し稼ぎたいので一旦左の林道に上がるがすぐに奥ノ深谷との2股、そのまま林道を進むと牛コバの広場に到着する ここから登山道を暫く巡って最初の橋を渡った付近から再び入渓した


美しいテーブル状3M滝は シャワー気味に楽しく登る

【白滝谷入渓点(11:40)⇒夫婦滝上(14:10)】 白滝谷に入ると暫くはゴーロだがやがて花崗岩独特の美しい釜と5M前後の滝が連続するようになる しかもその殆どが快適に越えられるかた堪えられない 幾つかの滝場を越えて行くと右岸より白石谷が入り上方には布ヶ滝25Mが優雅に滑り落ちるのが見える 谷は明るく大岩に幅広5M滝を懸け休憩には良い場所だろう、暫し休息タイムとなる


美しい滝と釜が連続する 幅広5M滝は大岩を潜って越える

幅広5M滝の左に鎮座する大岩の下を潜り抜け上部を目指す 美しい渓相の快適遡行が続きスベリ石等の見所もある やがて狭まって浅い釜の向こうに8M滝が落ちるがこれが白滝でその名の通り白布を広げたように落ちる ここは直登可能だが両岸を巻く事も出来るのでレベルによってルート選択が可能だ 我々は勿論直登と行きたかったのだが人気ある沢故に滝場は先行パーティが順番待ちをしている状態だ


水と岩の織り成す素晴らしい景色 白滝の突破ルートは3通りある

暫く後ろで待っていたが直前のパーティが「私ら時間掛かるから巻いた方が良いですよ」との事・・・ 今日はこの滝を登る予定だったのだがほんとに時間掛かりそうだったので仕方なく右岸を巻き登る この白滝から夫婦滝までが白滝谷の核心部で滝場の連続となる 谷は6M斜瀑のあと美しい10M斜瀑と繋いでいるが問題になる箇所ではなく滝芯を容易に突破出来る 2M滝を幾つか越えると両岸狭まって廊下状となる 抜け口の2M滝は直登可能だが悪いので自信が無ければ巻いた方が無難だろう 前方谷は広がって2条15M滝、ここは中央の凸状を登れるが右岸に寄るほど面白いだろう


美しい10M斜瀑を登る ワイドな2条15M滝

滝上は展望も良く一息つくには最高の場所、ここで行動食とビールで乾杯する さてエネルギーを補給しての出発だがすぐに左に折れて2条25M滝・・・ ここはとても登れそうもない この滝が夫婦滝で白滝谷の遡行ポイントはここまでだ 左岸に降りてきている滝見道を伝って滝上へ登りここで遡行を打ち切った


2条15Mを登る 夫婦滝で遡行終了となる

【白滝谷入渓点(11:40)⇒坊村駐車場(15:50)】 下山は牛コバ経由で坊村への登山道を下るが流石は裏比良のメインストリートだけあって良く踏まれた快適道だ 途中白石谷に懸かる布ヶ滝を見学して牛コバからはのんびり長〜い林道歩きとなって15時50分駐車場に戻り着いた


優雅な布ヶ滝を見学 今日も楽しい一日でした(^_^)

【エピローグ】 最後は恒例の温泉行きで裏比良なら「てんくう温泉」と相場が決まっているのだがたまには違う場所を・・・って探していたら大阪まで帰ってきてしまった(^^; と言う訳で万博おゆばで汗を流して解散と相成りました

白滝谷は花崗岩の岩肌が美しく水量も豊富でしかも悪い場所もないので初心者連れや大人数でのワイワイ遡行には最適の場所だと思う 今日も楽しい1日をありがとうございました(^_^)v



*遡行難度や下山難度のグレード目安、サイトの観覧方法については「初めてお越しの方へ」をご覧下さい。



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