西山谷は沢登りと言うより堰堤登りの谷だった

渓谷の名称
西山谷
山域(ピーク)
六甲(六甲山)
ルート概要
渦森台(8:50)⇒ふるさとの滝(9:20)⇒西山大滝(9:30)⇒ソーメン滝(10:30)⇒天狗橋(11:00)⇒渦森台(11:50)
渓谷の概要
西山谷は古くからしられた六甲の名渓で入山者も多い 入渓点から終点の天狗橋付近まで小滝がひっきりなしに続き楽しませてくれるが堰堤の数も半端ではなくその巻きが核心部?となる
装備
登山靴でも可能だが沢靴を履いて積極的に水と接するほうが楽しいのは言うまでも無い スリングやハーネスと言った一般遡行装備は必要なし
参加者
亀@管理人
所要時間
約3時間
天候
晴れ
遡行日時
2003/06/08
地形図
神戸首都 有馬 西宮
遡行難度
★★☆☆☆(沢1級)
下降難度
お勧め度
★★ 【手頃な半日遡行に最適】
写真室
作成中
遡行図
備考・その他
特になし


【渦森台(8:50)⇒ふるさとの滝(9:20)】 6月8日天候晴れ、今日が入梅前最後の晴れかもしれない こんな日を無駄に過ごす手は無いと急遽思い立って近場の谷を遡る事にした 六甲の西山谷、ここが今日の目的の谷だ


仙杖谷第1堰堤からの谷中 堰堤の連続で辛そうな予感(涙)

朝7時過ぎの自宅を出て渦森台展望台付近の路側帯に駐車する 寒天山道の入り口をやり過ごして西山谷へと向かい仙杖谷第1堰堤上の河原に到着 ここで沢靴に履き変える 暫く歩くとまずは堰堤、右の巻き道を取って越えるとまた直ぐに堰堤でこれも右に巻き越える ここ西山谷に限らないが六甲の谷は堰堤だらけで滝の突破よりも堰堤の突破に労を要することが多い 堰堤2つをやり過ごした辺りから両岸が迫りだしてくる 左に染み出しのような滝を見て右に折れると最初の滝のお出ましだ 快適に越えて小滝が連続している中を適度に濡れながら進んでいく 前方に見える少し大きめの滝はF3だ、高さは8Mくらい 左を簡単に登れる 少し河原状になって今度はF5の前に出る この滝は「ふるさとの滝」と命名されているが両岸迫った廊下状の瀑身を女性に例えて「ふるさと」と解釈したらしい(*^_~*)


F3は左を簡単に越える 意味深な名前のF5も左を越える

【ふるさとの滝(9:20)⇒西山大滝(9:30)】 さてふるさとの滝だがここも左を快適の越えて進むと巨大な堰堤が立ちはだかる これが悪評高い仙杖谷第5堰堤だ 左のざれた斜面を登って最後はFIXの張り巡らされた岩場を越えて巻き登る 滝を越えるのに岩場を攀じるのは楽しいが堰堤の巻きの為に登り降りするのは辛さも倍増する そのまま暫く踏み後沿いに進むと堰堤を100Mほど越えた河原に下りてくる そこから西山大滝までは直ぐ 西山大滝はこの谷最大の滝で落差15Mくらい、水量もあってなかなか立派だ

【西山大滝(9:30)⇒ソーメン滝(10:30)】 左の樹林帯から登って滝上段付近にでて最後は薄被りのフレークを掴んで落ち口に達する 谷は少し穏やかになり小滝がポツポツ出る程度になるがまたも堰堤がお出ましになる 左に巻き登るが踏み後を伝って行くと谷を離れ行くので適当なところから強引に下って谷中に戻った


西山大滝は水量もあっていい感じ 少し穏やかになり小滝が続く

ここからは堰堤の連続で連瀑帯ならぬ連堤帯となる まず見えてくる堰堤を左に越えるとすぐ堰堤、これも左に越えて河原に降りると二股で左股にはレンガ造りの堰堤が目に入る 本谷は右股なので右に進路を取り進むとはやくも堰堤、ここは右を巻き上がる さらに真新しい巨大な堰堤、左には巻き用?の黄色いステップがあるがここも右に巻くとまた二股になって両谷とも堰堤があり通せんぼした格好になっている


二股、左股にはレンガ造りの堰堤 黄色いステップのある巨大堰堤

一旦河原に降りて堰堤と堰堤の間だの支尾根から登って左股に入って行く 草の生い茂る河原を越えて右に小さい堰堤を見ながら進むと両岸が迫って6Mくらいの斜瀑を懸けている これが「ソーメン滝」でやっと渓谷らしくなり安堵する ここから最後のF14までが最も遡行を満喫できる場所ではないだろうか


ソーメン滝は左を直登する 愛情ノ滝も直登にチャレンジ

【ソーメン滝(10:30)⇒天狗橋(11:00)】 ソーメン滝は傾斜が緩い左端を直登すると直ぐにF12、ここは右のバントが落ち口に導いてくれる そして「愛情ノ滝」前にたどり着く トユ状に落ちる美しい滝で名前の由来は「あなた一筋に」と言う事らしい 通常は左右を巻くそうだが昔のエアリアに未登?の処女滝と書いてあったのを思い出し直登してみることにした まず左から取り付きトラバース気味に入って中段へ、そこからはシャワー気味になるがホールは多い 最後は丸いホールドを繋いで越えた 結論としては出だしがザラザラなのと最後の丸いホールドで滑るのを注意すれば別段問題は無いだろう 愛情ノ滝を越えると谷は暗い廊下状となり右に折れてCSの挟まったF14を懸けている この滝は右の凸状を登って最後はスローパーで落ち口にトラバース(楽しい〜)

最後に楽しませてもらって堰堤地獄も忘れかけていたがまたも前方に堰堤発見(涙) もううんざりだが左の急斜面を登って越えると 谷にはゴミが目立ちドライブウェイも近い事を予感させる 右の笹藪に細い踏み後を見つけたのでそれを伝うと5分もしないうちに天狗橋50Mほど東の車道へと飛び出した


最後のF14、右凸状を登る 天狗橋の東側に飛び出す

【天狗橋(11:00)⇒渦森台(11:50)】 帰りは車道を西に向かい六甲ケーブル駅手前から寒天山道を伝って渦森台に帰りつくと 下界は異様に暑かった。






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