悪天コンビの汚名挽回か? 去年のリベンジで元越谷へ

渓谷の名称
元越谷
山域(ピーク)
鈴鹿(水沢岳)
ルート概要
大河原橋(9:20)⇒入渓地点(9:50)⇒大滝(10:20)⇒仏谷出合い(11:50)⇒稜線(13:05)⇒水沢峠(13:20)⇒大河原橋(15:15)
渓谷の概要
この谷は前半の大滝上部ゴルジュ帯が非常に美しく鈴鹿を代表する美渓だろう それゆえに人気もあり多少人臭いが初心者でも安心して心行くまで渓谷美を堪能できる貴重な谷である
装備
フェルト靴、ハーネス、ヘルメット等の一般遡行装備は必要、大滝を直登する以外はロープは不必要だろう
参加者
助役さん / 佐野さん / GORYUさん / SUMIEさん / まるいさん / えーさん / 亀@管理人
所要時間
約6時間
天候
曇り
遡行日時
2003/05/25
地形図
伊船
遡行難度
★★☆☆☆(沢1級+)
下降難度
お勧め度
★★★★ 【鈴鹿の美渓で初心者にお勧めだ】
写真室
無し
遡行図
備考・その他
名神高速(吹田⇒栗東):1850円 名神高速(八日市⇒吹田):2450円 かもしか温泉:500円


【大阪(6:15)⇒大河原橋(9:20)】 前日までの晴れ予報が直前になって曇りの予報に変わった だがそれも仕方のないところか・・・ なんせ悪天候コンビで名高い?私とえーさんがメンバーにいる そもそも今回の遡行は毎回沢に行くと雨になる悪天候コンビの名誉挽回戦である

6時15分大阪を出発、鈴鹿山系の元越谷を目指して名神高速を進む 栗東の手前あたりから暗雲が立ち込めザーっと降り出した たしか天気予報では曇りだが雨の心配は少ないとの予報だった だがこの状況はなんだ??「あーまたやってもうた」と不安がよぎる しかも寒い(涙) とにかく現地までってことで進んで行くとなんだか雲も薄くなって回復の兆し ちょっと安心(^^;

【大河原橋(9:20)⇒入渓地点(9:50)】 一旦稲ヶ谷付近のパーキングまで行って準備を整える ここはトイレと東屋があり女性にも安心だ そこから大河原橋まで戻って駐車、林道を歩き始める この林道以前は奥まで車で入れたが少し進んだところに鉄製の車止めが出来て入れない 車止めの横をすり抜けさらに猪足谷を見送って元越谷に入って行く 堰堤を2つ右に見て樹林の中に入った辺りで右の小道を下りると3つ目の堰堤を過ぎた明るい河原に出てここから遡行を開始する


鉄製のゲートをすり抜ける 入渓点付近の河原

【入渓地点(9:50)⇒大滝(10:20)】 最初は平凡なゴーロから始まる中州状の場所を抜けて15分も進むと2基一連の堰堤、右の踏み後を取って簡単に越える なおも進むと両岸迫って「おっ」と思うもまた堰堤、今度は基部の左を登るがザラザラと崩れて登り辛い 堰堤の上には崩れた砂利が乗っているので落石にも注意が必要だろう


両岸迫った場所に堰堤、左を登る 間違っても上から石を投げないでね

この堰堤を越えると渓谷らしくなりすぐに深い淵が立ちはだかる 通常は腰まで浸かって右岸をトラバースするが濡れたくない人は左岸をへつる事もできる 今回は自称へつりの魔術師こと佐野さんがチャレンジ、みんなの期待を裏切り見事突破してしまった 私も淵に浸かってカメラ構えてたのに残念〜(笑)


魔術師佐野さんの華麗なへつり 通常は腰まで浸かって越える

両岸にわかに立ち始めると谷は左に曲がって大滝15Mのお出ましだ 落差は15Mと普通だが両岸の高い壁を割って豪快に落ちる滝で落差以上の迫力を持つ 通常は左岸のルンゼ状から壁の右端に取り付き木の根とトラロープを掴んで越えるが 今回、助役さんと佐野さんはこの滝の直登が目的でもある 佐野さんが確保点を作って助役さんが早速もトライ、中段のテラスで瀑身に近づき半身シャワーになりながらハーケン1枚打ってランニングを作る そして残置にシュリンゲを掛けて見事に突破していった 助役さん曰く「最初の乗り込みだけの一手課題ですね ただ寒かった」そうです セカンドで佐野さんも登って 後のみんなは通常ルートで上部に出た


大滝は高さ以上に迫力満点 大滝直登にトライの助役さん

【大滝(10:20)⇒仏谷出合い(11:50)】大滝の上からがこの谷のハイライトで美しい釜を持った小滝が連続している エメラルドグリーンの釜を右に左に交わしながら進んで行く 技術的に難しい場所は全くなく時にはへつり時には浸かってと沢の楽しさを満喫できる時間だ やがて谷が一段と狭まった溝状の場所をに来る この谷で一番美しい場所だ


美しい釜を左右に交わして行く 溝状廊下 えーさんの微妙なへつり

右をへつって越えると前方に日本庭園のような美しさの4M滝が見えてくる 明るい渓相と美しい釜、まったく素晴らしい 左をへつって越えるとわりと大きな二股、休憩にちょうどよい場所だ


まるで庭園のような4M滝 気分も上々天気も上々

この二股でゴルジュ状は一旦終わり 樹林の中を緩やかに流れる渓相に変わる 時折小滝と釜が出てくるが前半程の美しさはなく少々単調な谷歩きに感じるだろう やがて水量も目に見えて少なくなり前方に行き止まったような5M滝を迎えるがこれは支谷の仏谷で本谷は左に曲がって両岸狭まり廊下を形成している ここでちょうど12時前となったので昼食を取った この日は気温が低くじっとしていると寒くなってくる 助役さんの作ってくれたホットコーヒーがなんともナイスタイミングで冷えた身体が芯から暖まった


昼食後はいきなりのゴルジュ 溝状の谷が最後まで続く

【仏谷出合い(11:50)⇒稜線(13:05)】 さてお腹も膨れ午後の遡行開始だがいきなりのゴルジュ、3M滝から始まる 狭い廊下を腿辺りまで浸かって直登、ホールドは豊富だが後続には念のためロープを出した ここはみんな一人ずつ順番待ちをして通過するのだがふと横を見るとえーさんと助役さんは左岸を巻いているではないか! 助役さん曰く「えーさんが巻いて巻いて〜」とうるさかったそうだ 折角水かけて差し上げようと待っていたのに残念(^^; このゴルジュを越えると若干勾配がきつくなって多段の25M滝を迎えるが右壁が傾斜も緩くホールドも豊富で快適に登る事ができる

この多段25滝で元越谷の主な滝は終了して後は溝状の狭い谷が稜線直下まで続いている 最後まで忠実に谷筋を詰めると藪もなくひょっこり稜線に登りつく


沢仙人のような佐野さん 稜線での記念撮影

【稜線(13:05)⇒大河原橋(15:15)】 稜線からは進路を右に取って水沢峠に向う 途中ガレ場があって展望が開け伊勢湾方面の景色が雄大だ そこから10分も歩くと水沢峠、左に折れてどんどん下っていくとやがて沢沿いの道となって明るく開けた堰堤上に降り立つ ここで一旦踏み後が消えるので戸惑うかもしれないが堰堤の右岸沿いに小道があって100Mほど堰堤から下ったところで上部に通っている林道目がけて急登する この登りが意外としんどいが5分も登れば林道へと出てあとは出合いまでの長い林道歩きで大河原橋へと辿り着いた

帰りはかもしか温泉に寄って順調に帰るはず・・・であったが栗東付近の渋滞を避けるため車積ナビゲーションの指示に従って進路取ることにした これが大失敗で付近の山中を散々うろうろさせられ観光名所を回った挙句八日市ICと言うとんでもない場所に連れて行かれ 沢登りから観光地巡りドライブまで付いた内容ある?一日であった みなさんお疲れ様でした






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