今年一番の晴天! 快晴の神崎川降渓から白滝谷遡行

渓谷の名称
神崎川・白滝谷
山域(ピーク)
鈴鹿(ハト峰)
ルート概要
朝明ヒュッテ(8:30)⇒中峠(9:35)⇒神崎川出合い(10:00)⇒ヒロ沢出合い(11:00)⇒白滝谷出合い(12:30)⇒白滝(13:10)⇒ハト峰(14:40)⇒朝明ヒュッテ(16:00)
渓谷の概要
鈴鹿でもっとも美しいと言われる神崎川 その名声に恥じず天狗滝周辺の渓相は非常に豪快で美しい 技術的にも困難な場所は無く盛夏ともなれば水を求めて多くの遡行者で賑わう大人気の沢である 一方その支流である白滝谷は谷沿の一部を登山道が通っているためか谷中を歩く人は意外と少ない 小粒ながら落ち着いて遡行する事のできる谷だろう
装備
渓流シューズ等の一般遡行装備は必須 泳ぎが苦手な人はライフジャケットの携行が望ましい
参加者
まるいさん / みるくさん / ぽちゃん / 亀@管理人
所要時間
約7時間半
天候
晴れ
遡行日時
2003/09/07
地形図
御在所山
遡行難度
★★☆☆☆(沢1級)
下降難度
お勧め度
★★★★ 【盛夏、涼を求めるには最適だ】
写真室
無し
遡行図
備考・その他
阪神高速:700円 西名阪(松原⇒天理):800円 東名阪(亀山⇒四日市):700円 朝明ヒュッテ前駐車場:500円 さつき温泉:500円


【JR大阪(6:00)⇒朝明ヒュッテ(8:30)】 9月3日(水)江坂CRUX、「ほんま暑いですね〜 まるいさん週末沢行きません?」、「ほんと暑いです泳げるとこがいいです」、「ほなそうしましょう〜」、と言う会話で急遽決定したこの企画、泳いで浸かって飛び込んで、まさに盛夏にうってつけの遡行となった

6時JR大阪でみんなと待ち合わせをして一路鈴鹿を目指す 普段神崎川と言えば滋賀県側から入るが今回は上部からの降渓と言う事で三重県側の朝明からの予定だ 車もスムーズに移動して8時半に朝明ヒュッテ前の駐車場に到着した

【朝明ヒュッテ(8:30)⇒中峠(9:35)⇒神崎川出合い(10:00)】 早速準備に取り掛かっていると駐車場の管理人さんがやってきて「愛知川ですか?」と聞いてきたので「ハイ!中峠を越えて大瀞から入ります」と答えると「大瀞の鉄橋に通行禁止の看板が貼ってあるがそれを外してほしい」との事 聞けばその鉄橋は三重県側の観光協会が懸けたもので全然しっかりしているのだが場所が滋賀県側にあるため滋賀県側が勝手に橋を懸けるなと通行禁止にしてしまったそうだ なんか複雑でややこしい事情のようでその場は適当に返事しておいたが単なる一登山者がそんなややこしい話に首突っ込める訳ないやん〜(^^;


まずは中峠を目指し出発 中峠までは中々の急登だった

さて話がちょっと逸れたが気を取り直して歩き出す 堰堤公園まではのんびり車道歩き、ヘアピンカーブを越えた先で左に分岐して山道に入る ここから小さな谷沿いの急登となりかなり暑い 「この後に泳く事ができる」そればかりを念仏のように唱えながら中峠まで登り切った さあ次は神崎川を目指しての下りだ この下りは木陰の中を緩やかに降りる快適な道、20分程で大瀞の鉄橋に到着した ここで一応例の看板を見てみるが番線でしっかりとくくり付けてある(当然そのまま) 橋の手前で入渓の準備を整えた


大瀞の鉄橋を渡って入渓 大瀞の廊下でいきなりの泳ぎ

【神崎川出合い(10:00)⇒ヒロ沢出合い(11:00)⇒白滝谷出合い(12:30)】 さあ暑いのはここまで後は涼しい泳ぎの連続が待っている(^_^) 大瀞上に懸かる鉄橋を渡り右に分岐して少し歩いた場所から左の踏み後を伝って河原に降りると両岸迫った3M滝を従えた廊下と大瀞の中間部にでた さあ降渓の開始だ! いきなり登場の3M滝は両岸極度に狭まった廊下と底も見えない程の深い釜を持っておりのっけから泳ぎとなる 清流に浸かると今までの火照った身体が一気に冷却され心地よい この廊下を抜けるとヒロ沢出合いまではのんびりとした河原歩きが多くなる


大瀞を過ぎると河原が多くなる 七丈淵は浅く膝くらいまでの徒渉だ

ヒロ沢出合いは神崎川で一番の賑わいスポットだ今日も大勢の登山者がお昼を食べているがかなり暑そうだ その中をちょっと優越感に浸りながら歩くと周りから羨ましそうな視線(物珍しい視線?) ヒロ沢を越えるとすぐに狭まって七丈淵、ここは膝までの徒渉で簡単に通過 さらに進むと溝状の流れに2M滝が深い釜となって落ちる ここはもちろん泳いで突破だが巻き返しの流れに注意したい その後も泳いだりへつったりして楽しく進む


2M滝の釜は泳いで突破 晴天の中、快適な降渓が続く

やがて両岸狭まって切れ落ちた天狗滝の上に辿り着く ここは何度見ても豪快な景色だ 下の釜から数十人の大パーティが登ってきていて天狗滝周辺を完全に埋めているので待ちがてらここで休憩を取る事にする 先のパーティはみんなウエットスーツにライフ着用の完全武装でヘルメットには「自然派企画」の文字でこれが雑誌とかでよく出てる有名なツアーだろう とにかく人数が多い 20分ほど待ってようやく人も少なくなり天狗滝を左岸から降りて釜に飛び込み20Mほど泳ぐ みるくさんはザックの防水パックが無いので浮力が少なく泳ぎが若干苦しそうだったのでロープで確保した


天狗滝はいつ見ても豪快! この淵を泳ぐと白滝谷出合いだ

天狗滝から白滝谷出合いまでは美しい淵場の連続だ 左に谷尻谷を見送り大きな瀞場を30Mほど泳ぐと谷は一転して明るく開けそこが白滝谷との出合いとなる

【白滝谷出合い(12:30)⇒白滝(13:10)⇒ハト峰(14:40)】 今までは神崎川を降渓してきたがそれもここまでで今度は登り返しとばかりに右岸から流入する白滝谷に入る 出合いはあまりパッとしないがすぐに小粒だが美しい小滝と釜が出てくるようになりしかもその全ては快適に登る事ができるので堪らない


白滝谷に入ると小滝と小釜が連続 どれも快適に登る事が可能だ

両岸立った廊下状の場所(谷中は小滝で問題なし)を抜け少し右に折れて立派な2段8M滝を直登する この辺りは傾斜もあり中々楽しめるところだ 緑が美しい樹林の中を暫く進むと2段の斜滝が目に入るがこれが白滝で右から登山道が降りてきている この白滝を登ったところでお昼タイムになった


2段8Mも快適に登れる 白滝の上でお昼タイム

白滝から上流は水流もやや少なくなりナメ床の露岩が多くなる 身体も殆ど乾いてきて暑いので時折現れる小さな釜に無理やり浸かっては熱っぽくなった身体を冷やす やがて登山道が谷を横切り赤茶けた美しいナメ床が現れるがこれが赤ナメと呼ばれる場所だろうか? 標高が700Mに近づくと流れは細やかになり上にCSの挟まった狭い溝状を越えると完全な小川状となり再び登山道が谷を横切る


濡れない場所でも強引に濡れる 美女3人が仲良く入浴中!

今回の遡行はここまでで登山道に上がり稜線を目指す あとは緩やかな谷沿いの道をテクテク登れば猫岳からハト峰にかけての主稜線にひょっこりと登り着く この稜線を右に取って歩けばすぐに白い花崗岩の山肌となりケルンの建つハト峰山頂、ここで沢装備を解いてハイカーに変身、下から登ってきた犬連れの登山者がえらくハイテンションで面白い(笑) その方に集合写真を撮ってもらい暫し談笑 それにしても今日は宇宙を見ているかのような青い空でこんな晴天は年に数回程度だろうか?じっと見ていると吸い込まれそうになる


ハト峰山頂での集合写真 白い岩と赤いザックと青い空

【ハト峰(14:40)⇒朝明ヒュッテ(16:00)】 さあ後は下山するだけだ ハト峰を少し下りて朝明への登山道に入る 最初は笹をかき分けかき分けで歩き難いがすぐに小さな谷状に入りやがて流れに沿った小道となる 堰堤を右岸から越えて少し歩けば林道との合流地点、あとは道なりに進めば堰堤公園、伊勢谷小屋と右に見て10分も歩けば朝妙ヒュッテはもう目の前。

帰りに最近の鈴鹿東面山行では定番となりつつある「さつき温泉」に入浴しての帰阪となった

今回は天候にも恵まれ今年一番のコンディションのなか泳ぎ飛び込み浸かりとほんと楽しく充実した一日でした 今回急な企画にも関わらず参加して下さったみなさんお疲れ様でした。






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