手軽に沢の楽しさを満喫できる八池谷遡行!

渓谷の名称
八池谷
山域(ピーク)
比良(武奈ヶ岳)
ルート概要
ガリバー旅行村駐車場(8:50)⇒大摺鉢(9:50)⇒七遍返しの滝(10:40)⇒まぼろしの滝(11:25)⇒広谷分岐(12:10)⇒ガリバー旅行村駐車場(13:50)
渓谷の概要
比良を代表するこの谷は下部に深いゴルジュと滝を連ね 息つく暇もないくらいに変化する 全て突破しようとするとかなり時間を食うが巻いてしまうと魅力が半減してしまう 上部は穏やかな流れが多くバームクーヘン状の岩があちこちにあり面白い
装備
フェルト靴、ハーネス、ヘルメット等の一般遡行装備必携、空戸のゴルジュを突破するならロープが必要だ(下記の遡行難度で1級+と書いたが空戸のゴルジュを突破するなら3級程度の難度となる)
参加者
みるくさん / 亀@管理人
所要時間
約5時間
天候
曇り時々晴れ
遡行日時
2003/09/27
地形図
北小松・比良山
遡行難度
★★☆☆☆(沢1級+)
下降難度
お勧め度
★★★★ 【手軽に楽しめる観光沢登り】
写真室
無し
遡行図
備考・その他
名神高速(茨木⇒京都東):1200円 湖西道路(坂本⇒志賀):820円 ガリバー旅行村駐車場:400円 ひらとぴあ温泉:500円


【大阪(7:00)⇒ガリバー旅行村(8:50)】 絶好の行楽日和となる天気予報だったこの日、家で過ごすのも勿体なく思い急遽みるくさんを誘っての沢行きとなった 場所は比良の八池谷、ここは以前ゴルジュの突破に苦戦してと途中敗退をした谷だ。 はてさて今回はどうなるのか!

朝7時にJR茨木で待ち合わせて比良を目指す もう夏のレジャーシーズンも過ぎたので渋滞も無くスムーズに進み8時半頃にガリバー旅行村に到着して準備を整え8時50分出発となった この谷に入るには通常旅行村を通らねばならず駐車場代金として400円を徴収されるのが痛いが通行禁止と言われるよりはまだましだ 旅行村を抜け林道を終点まで進む そこからは広い登山道となって暫く進み「魚止めの滝」への道標から谷に下りて遡行を開始する


ここから登山道を歩く 魚止めの滝近くで入渓

【ガリバー旅行村(8:50)⇒大摺鉢(9:50)】 うーん今日は水量がかなり多い・・・ 以前来た時より明らかに10センチは水位が高いようで普段なら河原であろう場所が水に沈み細かい砂利が水の中で舞っている 岩間に懸かる滝群を越えるとすぐに6Mの直瀑の「魚止めの滝」だ、ここは瀑身左を登る事もできるが右の大岩から巻いた 滝上では両岸が立ち「障子の滝」が立ちはだかる 左に付けられた黄色いステップを伝って簡単に越え滝上にでる 巻き道はここから長い鎖場を経て遊歩道に合流しているが八池谷はここからが核心部である空戸のゴルジュにを迎える 前回来た時はこのゴルジュの突破に1時間以上要してしまい途中で下山する羽目になった 今回はみるくさんと2人だけだったので巻く予定であったが少し見てみたいとの事だったので入り口だけ見学する事にした


障子の滝横のステップを登る 空戸の廊下入り口の斜6M滝

障子の滝の巻き道から谷へ戻り細い溝状をヘつって斜6Mを登ると両岸極度に狭まって物凄いゴルジュとなり5M滝が轟々と深い釜に落ちていて何度見ても圧巻な場所だ ここからの突破は手強いので引き返す事にするがこの6M斜瀑は登れて下りは高度感があって少々怖い みるくさんがトラバースの一歩を躊躇っているのでスリングを連結して確保した この後垂直の側壁を5Mほど登って元の巻き道に合流したのだが登り切ったところでちょうど一般登山者と目が合いギョッとした表情が印象的であった(@_@)

巻き道から遊歩道えを伝うと谷は若干開けすぐに大摺鉢につく 大摺鉢は深く広い釜に落ちる美しい斜瀑で多くの登山者で賑わう場所だ その横ををすり抜け大摺鉢の左をシャワーで直登する(うーん良い気分)


美しい景観の大摺鉢 大摺鉢の左をシャワーで直登

【大摺鉢(9:50)⇒七遍返しの滝(10:40)】 大摺鉢を過ぎて小摺鉢を快適に越える 谷は少し開けるがすぐに深い釜に行き止まって「屏風滝」15Mが落ちる ここは手が出ず右岸の遊歩道を伝って越える すぐ上にはこの谷の圧巻「貴船の滝」30Mが轟々と落下する この滝も到底手が出ず遊歩道沿いに鎖場を下って左岸に渡り長い梯子と鎖を頼りに落ち口まで抜ける 滝上は開けて休憩に良い場所だ


大岩を積み重ねたような屏風滝 八池谷の盟主、貴船の滝は圧巻

貴船の滝から暫くは変化の無い落ち着いた渓相になる 登山道が横を通っているので濡れないように歩くのは簡単だが積極的に水際を進んで行く 特に問題となる場所は無いがこの日は水量が多く自然林の下をとうとうと流れ美しい表情を見せる やがてやや両岸が狭まると「七遍返しの滝」のお出ましだ 直下で登山道が横切る


自然林の中をとうとうと流れる 美しい斜瀑、七遍返しの滝

【七遍返しの滝(10:40)⇒まぼろしの滝(11:25)】 七遍返しの滝は通常右を簡単に巻けるが傾斜が緩いので直登にチャレンジしたがまあ簡単で問題になるような箇所では無かった ここから暫くはナメや斜瀑が続き楽しいがすぐに平凡な谷に戻って単調な河原歩きが続く この辺りから花崗岩に混ざって年輪のような細い層を持つバームクーヘン状の岩が目についてくる


七遍返しの滝上部のナメ群 直登出来る滝が多く楽しい

【まぼろしの滝(11:25)⇒広谷分岐(12:10)】 右岸から大きな支谷が幾つか入り登山道が谷から離れ出すと「まぼろしの滝」が目に入る 高さは6Mほどだがすっきりとした美しい滝だ 滝の側には緑色の残置ロープと「ここからは初心者の入山は禁止」との看板が見える 貴船の滝の鎖場も含めここまで来ておいて初心者は引き返せというのも???で「訳の判らん看板やな〜」と思ったがとりあえず滝身右の壁を登って越えた ここからは谷の高度がぐんぐんと上がって大岩を越乗り越しながらの遡行になる


まぼろしの滝は美しい直瀑 大岩を乗り越しての遡行となる

この付近から谷の岩質に変化が現れる 今までの花崗岩から水成質っぽい岩に変わって例のバームクーヘン状岩が谷を埋めるようになる 急傾斜の谷をずんずん登ると流木の詰まる釜と鏡ような1枚岩を側壁に持った滝で行き詰まる そしてなによりこの鏡のような1枚岩全体がバームクーヘン状の縞模様で覆われなんとも自然の神秘を感じた景色であった


美しい滝が1枚岩に懸かる 連瀑のゴルジュ真っ只中

さてこの滝の突破だが1枚岩の左を登る ここにも緑の残置ロープがあるが適度にホールドがあって抜けられる その上で谷はL字状に折れ左からは急峻なルンゼが滝となって落ち本流は右に曲がって5M滝を懸ける もう広谷分岐も間近で平凡化するかと思っていたが中々立派な廊下帯だ 1枚岩から左岸に渡って5M滝の右側を登るとその上も更に滝が続きここも右側を越えて廊下を出る すると一転して今までの流れが嘘のような小川になり広谷分岐となる


廊下帯を抜けると完全な小川になる 広谷分岐、後は下るだけ

【広谷分岐(12:10)⇒ガリバー旅行村(13:50)】 ここで遡行は終了、軽く昼食を取ってガリバー旅行村まではよく踏まれた登山道を1時間半程で辿り着く

帰りは話題?の「ひらとぴあ」で温泉に浸かり渋滞もなくスムーズな道中で帰阪となった 今回急なお誘いにも関わらずご一緒してくれたみるくさんありがとうございましたm(__)m また遊びましょう〜。(^_^)v






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