天気予報大外れ! 好天のヘク谷遡行

渓谷の名称
ヘク谷
遡行日時
2002/07/07
ルート概要
下坂下バス停(9:15)⇒ヘク谷出合い(9:30)⇒8M滝(10:20)⇒二条12M滝(11:45)⇒18M大滝(13:00)⇒小女郎池(15:15)⇒JR蓬莱駅(17:30)
渓谷の概要
比良の沢登入門ルートとして人気のあるヘク谷は深い緑の中を快適に登れる滝が連続する シャワークライミングを交えながらワイワイと登れる谷として初心者からベテランまで十分楽しめる谷だろう また詰めで藪こぎがあるが稜線からの景色と美しい小女郎池がその苦しさを忘れさせてくれる
参加者
亀@管理人 / Taqさん / キンゴさん / 大加茂さん / たこやきさん / みるくさん / DOMINOさん / みーとさん
所要時間
約8時間
天候
曇りのち晴れ
遡行グレード
★★☆☆☆(沢2級)
お勧め度
★★★
写真室
無し
簡易マップ
備考
JR(大阪⇒堅田):1180円 バス(堅田⇒下坂下):870円 JR(蓬莱⇒大阪):1280円
地形図:花背・比良山1/25000


「台風から変わった低気圧が日本海を進み天気は不安定・・・」こんな予報が流れて正直「雨の中の遡行でもしゃあないか〜」と思っていたが朝起きると以外に晴れ間が見える  今回は日頃の行いの賜物で以外な好天となったヘク谷遡行をお届けしましょう

私の場合、外出と言うと殆ど車を利用するのだが今回は人数の関係で電車となった まあビールを心置きなく飲めると言う事で納得しよう! 7時半にJR大阪で待ち合わせ一路湖西線の堅田駅へ向いここで大加茂さん、みーとさんと合流、バスに乗り換えて目的のヘク谷出合いに着いたのは9時過ぎであった(意外と早い!)


出合い付近から見る谷中 安曇川本流を徒渉して入谷

この時点での天気は小雨! ただ全体的には空も明るく不安にはならない 実際すぐに止みその後は全く降らなかった 出合いでは先行のパーティーが準備を終え入渓する所であった さあ我々も準備を整え入渓だ

まずは安曇川本流を徒渉する水量は平流のようだ ヘク谷に入ってからは木々の生い茂る深い緑の中を進むのだがまるでジャングルのように蒸し暑く湿った空気と少し濁った水が流れ快適とは言えない遡行だ さらに谷は黒っぽい岩に占められ明るさは無い こんな場所にはきっと奴等がいるに違いない! 地面を注意しながら暫く遡っていくとやっぱり居た!岩の間からミミズのように身体を伸ばしている奴そして私の沢靴に頭を突っ込んでバタバタしている奴 まあ気にしていてもしょうがないので取り合えず毟り取って先を進むが出来ればお目にかかりたくない連中だ


ジャングルのような深い緑 谷は急に傾斜を増す

出合いから暫くは平流だったがすぐに谷の傾斜は強まりこの先源流までずっと滝が続く 小滝群を快適に越えテンションも上がって来ると前方に8Mくらいの直瀑が懸かり先行していたパーティーがザイルを張って取り付いている それにしてももろに水流を受けてのシャワークライミングだ キンゴさん曰く左から入って登ると若干水流もマシになるとの事でここはみんな左から取り付く事にする まずキンゴさんがトップで鮮やかに登る 続いてDOMINOさん そして撮影担当?の私もスイスイっと登る さらに沢変態?のたこやきさんもあっさり! 後に続く沢3回目のみるくさんにザイルを出そうとしたがもうノーザイルで取り付いている 今回初めてご一緒するみるくさんだが初心者とは思えぬ登りでのっこし部分だけシュリンゲを出したが殆どフリーソロで登ってしまった ベテランのTaqさんも軽やかに登って 最後はみーとさんと大加茂さん!最近沢変態になりつつある2人だけにひょいひょいっと突破してきた


8Mはシャワーを浴び直登 ガッツ溢れるみるくさんの登り

この先暫くはずっと5M〜10Mくらいの滝が連続してその殆どをシャワーで直登するので沢の醍醐味を満喫できる場所だ 続く10M滝も落ち口への一歩が少し悪いがシャワーで越えると一際大きな2段12M! この谷の核心部のお出ましだ

この滝はまず左の壁をへつり滝身左の水流が少ない方から取り付く8Mほど直登してテラス状へ ガイドには「右に移りと・・・」あるがそこから左凹角状に入って更に直登する 少しバランスのいる所で適度な緊張感が走り楽しい場所だ


殆どシャワーで直登 核心12Mは左を直登

この上は谷も少し開け日も射して暖かいので昼食タイムとする キンゴさんのザックから冷えたビールが登場して今までの緊張感が一気に解けていった

暫し談笑のあと改めて遡行を開始! すぐに15M滝に突き当たる さあここはどうやって登ろうか?とキンゴさんが考えてるとすぐ横でDOMINOさんがうずくまっている 「どうしたんですか??」と声をかける大加茂さん どうやら岩角で手のひらを切ったようだ 傷は深くないようだがかなり長く切れていて痛々しい どこからともなく救急セットが出てきて最後Taqさんがテーピングをして応急処置を施した

さて本題に戻り15M滝だが時間が意外と押しているのと怪我の影響でDOMONOさんのモチベーションが下がり気味なのでここは巻く事にして右からの細かい踏み後を拾って大きく巻いた


15M滝で負傷のDOMINOさん 18M大滝は右を巻く

15Mを越えるとすぐに今度は18M大滝が行く手を阻む ここは手が出ないので右を巻くのだがこの巻きは踏み後もしっかりしていて容易な巻きだった 18M大滝を超えると谷は更に開け対岸の稜線や尾根が見えるようになって源流が近い事を感じさせる この先はさしたる難所もなく淡々とした遡行が続き二股を右に取る 植林小屋後を右に見ながら進むと1対1の大きな二股で左が本流だが小女郎池へと続く右股へ ここから先は水量もぐっと減り岩の折り重なる溝状の登りとなり時折現れる二股は全て右に取れば正解のはずなのだがこの辺りから黄色のテープが至るところに張ってありついつい目が行ってしまいテープについて行くと案の定正解ルートから外れて?物凄い藪に突入してしまった


すっかり落ち着いた渓相 藪は続くよどこまでも〜

藪を漕ぐ事30分 右下方に小女郎池を見てようやく正確な位置を確認できた 後は笹藪を強引に下って小女郎池でフィナーレとなった


小女郎池でフィナーレ 琵琶湖を望みながら下る

下山は琵琶湖の景色を楽しみながら小女郎谷を蓬莱駅に向けて下っていった 途中の民家でひまわりをバックに入道雲と琵琶湖が望まれ夏が近い事を感じさせた






- Copyright (c) 2000-2008 SawaNavi All rights reserved -
Produce by KAME