よるのちょうさんバースデー記念遡行! 楊梅雄滝登攀!

渓谷の名称
楊梅滝登攀
遡行日時
2001/10/08
ルート概要
JR北小松駅(9:00)⇒車止め(9:15)⇒楊梅雄滝下(9:30)⇒獅子岩基部(9:45)⇒楊梅雄滝下(11:00)⇒楊梅雄滝中間テラス(12:40)⇒獅子岩基部(14:00)⇒JR北小松駅(15:10)
渓谷の概要
比良随一の楊梅滝を懸けるこの谷は表比良では最も有名な谷だろう ヤケ山から滝山稜線の広い範囲から水を集めオトシと呼ばれる扇の要辺を経て豊富な水量と共に琵琶湖に流れる 付近には獅子岩等の名所もあり日帰りのゲレンデとしては打ってつけだろう
参加者
亀@管理人 / オールドクライマーさん / てるさん / よるのちょうさん
所要時間
約7時間
天候
曇り時々晴れ
遡行グレード
★★★★★(沢4級+)
お勧め度
★★★
写真室
無し
簡易マップ
作成中
備考
名神高速(吹田⇒京都東):1300円 湖西道路(坂本⇒志賀):830円 名神高速(大津⇒吹田)1400円 大津湯〜トピア:355円
地形図:北小松1/25000


クライミング仲間のよるのちょうさんが10月3日に●●回目の誕生日を迎え そのお祝い山行と言う事でやってきました比良の獅子ヶ谷 さてさて今回はどうなるでしょうか?

朝7時に我が家を出発、てるさんを迎えて一路JR北小松駅を目指す オールドクライマーさんとよるのちょうさんは北小松駅で合流予定だ、9時ぴったりに到着すると2人はもう到着していたので早速出合いまで車を走らせる事にする
途中げんき村の人口壁を見ながら進むこと5分、沢音が近くなってくるとまもなく車止めになり前方に白い花崗岩の谷筋が望まれこれが今日のターゲット獅子ヶ谷だ


車止めで準備をする 白い花崗岩の沢筋

「さて行きましょうか!」いつものようにオールドクライマーさんの一声で出発! さてここでこの谷に付いて少し書いておきましょうか、今日僕達が遡行する獅子ヶ谷は比良の北部、ヤケ山と滝山の鞍部である寒風峠付近から流れ出て上流は穏やかな流れが続き中流部で連瀑帯となって一気に標高を落とす、その連瀑は約50Mの落差を誇る楊梅雄滝を筆頭に15Mの雌滝や樋状15M滝など息つく間も無くその規模は比良随一と言っても過言ではない だが谷中の完全突破は厳しく一般的ではない事から遡行する人も最近では少ないようだ しかし比良一の雄滝は人気が高く沢沿いに登山道が整備されている事から休日ともなればかなりの観光客が訪れる場所でもある


歩き始めるとすぐ楊梅雌滝だ 連瀑帯を左に見ながら登る

今日の遡行はいろんな含みを持っていて まずはよるのちょうさんのバースデー遡行、それに楊梅雄滝と獅子岩での僕達のトレーニング山行も兼ねている
まず目指すは獅子岩の基部だ、ここで荷物を置いてゲレンデ感覚で滝や岩を遊ぶ予定なのだ 整備された登山道を歩き雌滝の上から右の旧遊歩道を伝って雄滝の下へでる そこから右岸へ転じ大きく巻いて獅子岩の基部にあっさり到着 この巻き道は地図には記載されていないがしっかりしていて一般の登山道と変わりない


雄滝下でルートを読む? 獅子岩基部で準備を整える

獅子岩の基部はちょっとした広場状になっていて落ち着くには最高の場所! ここで荷物を降ろして登攀具の準備を整える 時間は10時過ぎでまずは雄滝で遊ぶ事にするのだが「せっかくだから懸垂下降で降りて登り返しましょう」とオールドクライマーさんが言う さて実際落ち口に立って見ると足元がスパッっと切れ落ちかなりの高度感だ 「うひょ〜」僕は懸垂が苦手なほうなのでちょっとビビリそうになったがそんな事も言ってられない・・・ まずは入念な打ち合わせ ここで半マストの懸垂方法やザイル連結の方法を教わる
「滝の高さは50Mくらいなので2ピッチの懸垂です まず私が降りて様子をみます」と言ってオールドクライマーさんはスルスルと降りていった 暫くして到着の合図であるザイルの引きがあり続いててるさんも慎重に降りて行く・・・そして僕の番だ


レクチャー真っ最中のてるさん スルスルと滝の中に消えて行く

8カンをセットしてセルフを外してさあスタート 水に濡れたザイルは重く流れも悪いのでかなり力がいるがそれでも少しずつ少しずつ降りていき中段のテラスに着いた そして最後によるのちょうさん!さすが本チャンはお手の物でスイーっと降りてきて難なく中段テラスに到着

さて2ピッチ目の為にザイルの回収なのだがクラック状の隙間に入り込みなかなか流れてくれない渾身の力で引っ張りなんとか流れたがこれは運動会の綱引きより辛い作業だったのではないだろうか? そして再度立ち木に固定! このピッチはすっきりしていて見通しもよく全員快適に降りる事ができた


一歩一歩確実に降りていく 2P目てるさんの懸垂下降

さあ降りたら今度は登り返しだ 今回トップはてるさんが挑戦する、緊張気味のてるさんだったがそこは持ち前の根性であっと言う間に登って・・・ あれ?途中で苦戦しているじゃありませんか! しかもその場所は水流の真ん中で滝行状態の場所だ かなり長時間濡れているので身体も冷え切っているみたいだ 暫くしてオールドクライマーさんがお助けアドバイスに行くのだがなんと右岸をフリーソロで軽々と登って行った うーん身が軽い・・・


流れの中にてるさんが・・・判る? これも良く見れば2人・・・判る?

てるさん何とかその場を突破して左のスラブ状からアブミを使って中段テラスへ到着! 続いてはよるのちょうさんだ 見ているとてるさんも苦戦していた水流の岩溝状からスラブに移る場所が難しいみたいだがオールドクライマーさんの細かいアドバイスで突破して最後に僕の番がやってきた 「上からここガンバですよ!!」の声が響く


よるのちょうさんも登る 一番の難所!岩溝からスラブへ

さあ出発! 最初の5Mくらいは右から簡単に登り左へトラバース、そこから全身に水流を浴びて岩溝へ 頭から降ってくる水飛沫でホールドの位置もよく見えない・・・ てるさんのセットしてくれたヌンチャクを掴んで強引に抜け難所?のスラブ状へアブミを連結して登るのだが下を見るとかなりの高度感で震えがくる オールドクライマーさんの助言を貰って何とか越えたが相変わらずアブミの使い方に課題が残ったのだった

中段テラスに着いたのはもう1時くらい この1ピッチに1時間以上要している テラスで一息つくと急にお腹が「グ〜ッ」鳴ってきた・・・そう言えば朝6時にパンを1枚食ったきりなんも食ってないのに気がつき思わず「腹へった〜」と漏らしてしまった しかしまだまだ中段テラス!昼食まではもう1ピッチ待っている 2ピッチ目のトップはオールドクライマーさん 左の草付から入って飛沫の中キツイ傾斜のフェイスを登る 大きく張り出した岩の間に入り込むように登って行ったので見えなくなったが暫くして「ビレイ解除〜」の声があり無事辿りついたと判る 次はよるのちょうさん、そして僕、ホールドの少ない草付を騙し騙し越えて水流のへ入りそこからは適度にあるホールドやスタンスを慎重に繋いで落ち口に辿り着いた、最後にてるさんがちょちょい?っと登って無事「雄滝完登」と相成った・・・ 時間は2時過ぎ「ふうっやっと昼メシだ〜」


沢屋から岩屋へ華麗なる変身 オープンザウインドウを懸垂で降りる

思い思い遅めの昼食を取っているとオールドクライマーさんから誕生日プレゼント?の琵琶湖ワインが出現してよるのちょうさん一気呑みするのかな?と思いきや 家で呑みますとの事・・・ちょっとがっかり(笑) でもあらためて誕生日おめでとう〜 これからもガンガン行きましょうね!

さあ腹も膨れた事だし午後のクライミングをやりますか!〜ってもう3時やんか〜 今日は都合で5時くらいまでに下山しなければならない オールドクライマーさんとよるのちょうさんが大急ぎでフリークライマーに変身して「オープンザウインドウ 5.9」を登った 獅子岩の頂上から見る琵琶湖は最高だったらしいが僕とてるさんはお留守番なのでその感動を味わう事は出来なかった(涙)・・・実はもう尽き果てていて登る気力が出なかったのです〜


今日はよるのちょうさんに乾杯 下山路から見る獅子岩と雄滝

二人が下りて来るともう4時を回っていたのでタイムリミット! 慌しく荷物をまとめ下山したが途中の展望台から見る獅子岩と雄滝は凄い迫力で「よーあんなとこ登ったな〜」って感じだった、北小松の駅には5時10分くらいに到着してギリギリセーフといった所でよるのちょうさんは足早に改札へと入って行くのだった そして今日はここで解散! このあと僕とてるさんは渋滞の中 お風呂を求めて大津市内をうろつく事になる・・・

今日も本当に充実して山行でした 皆さんどうも有難うございました






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