渇水の西ノ谷は藪山登山?

渓谷の名称
西ノ谷
遡行日時
2000/10/22
ルート概要
JR武田尾(9:00)⇒西ノ谷出合い(9:25)⇒桜滝(10:20)⇒大峰山(12:10)⇒JR武田尾(13:30)
渓谷の概要
北摂の大峰山の南面を流れる西ノ谷は昭和40年代まで桜の研究が行われた場所で「桜の園」や「桜小場」と呼ばれ親しまれてきた この地域では数少ない自然の残された沢である
参加者
亀@管理人 / よるのちょうさん
所要時間
4時間半
天候
晴れ
遡行グレード
★★☆☆☆(沢1級+)
お勧め度
★★
写真室
無し
簡易マップ
作成中
備考
地形図:武田尾1/25000


先週の奥ノ深谷が巻き中心で少し物足らなかったので急遽近場の沢へ行く事になった で、チョイスしたのが武田尾の東に深く食い込む西ノ谷、今回は汗ばむくらいの陽気の中 水の無い谷の遡行記です


武田尾付近から見る

朝9時 JR武田尾駅前でよるのちょうさんと落ち合い対岸に駐車 準備を整え廃線敷きへと歩いていく 右手に武庫川の渓流を見ながら歩くこと20分 短いトンネルを2つ越えた所が西の谷の出合いで少し入った所に亦楽山荘の由来と周辺の案内板が立っている


立派な案内板が立つ

ここで沢支度を整え谷中に降りるが殆ど水が無く辺りはガレた感じで歩き難い 何時もはじゃぶじゃぶと涼しく楽しい水遊び感覚だが水が無いとただの徘徊でこの季節なのに非常に暑い 2人で文句も言いつつ「ここは水があれば良いナメだろな〜」などとバーチャルな世界に浸りながら進んでいく

ガレた沢を15分ほど進むと立派な登山道が赤い橋を架けて横切り遡行図にある最初の10M滝の前に着く ここは左側が大きく崩れその上を藪が覆っていてとてもルート通りに登れそうもない


最初の10M滝 亦楽山荘の隔水亭

少し戻り登山道を使って巻くと途中に古風な建物がある「隔水亭」と書いてあり どうやら亦楽山荘に縁のある建物の様だ 巻き終わり再び谷中を遡るが相変わらず水が少ない 少ないだけなら良いが暫くの間十分な水が無かったのか谷全体が水垢?か苔?で覆われヌメヌメして非常に滑りやすく 思ったより歩き難い

幾つかの小滝を超え登って行くとやがて両岸が迫り小規模ながら廊下状になると「桜滝」の登場だ 桜滝は4段の連爆で構成され落差は全て合わせると50Mに達するらしい 実際水量が豊富ならかなりの迫力だろう


桜滝下段10Mを登る 桜滝上段20Mを見る

で、この滝のルートだが下段10M、10Mは傾斜も緩く滝身を直登して簡単に上段の滝前に着く 上段は左壁がホールド豊富そうに見え安易に取り付いたがとにかく滑る! 渓流シューズでも全くフリクションが利かない 僕はなんとかノープロで登ったがよるのちょうさんが苦戦している 助けに行きたいがヌルヌルでとても戻れそうにない 後の事を考えずザイルを引いて上がらなかった事を反省する 結局よるのちょうさんは左を巻き合流してその上の最上段5M滝は左壁の雑木を伝って桜滝を越える

この後はナメの多い穏やかの様相に変わり谷中をどんどん進むで行く 相変わらず滑り易いが谷自体の傾斜が緩くなっているので快適に歩を進める やがて出てくる20M斜爆もスリップに注意しながら左側を簡単に登る 滝の上は開けていて小休止にはもってこいだ さらに5分でこの谷最後の5M滝に着く 右の雑木帯を簡単に通過出来そうだが ちょっと遊びで滝身を左から直登した


水の無いナメが続く 5M滝は左から直登

その後は水も完全に切れ藪の中の進行となったので遡行を打ち切り細い踏み後を伝って大峰山の稜線へと出た そこからは進路を左に取り大峰の山頂を経由して武田尾へと戻った

大峰からの下降路は思ったより時間を食い 当初昼から予定していた烏帽子岩クライミングに遅刻してしまった 烏帽子でお待ち頂いた皆さん遅くなってすいませんでした






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