美しき饗宴の元越谷

渓谷の名称
元越谷
遡行日時
2000/09/03
ルート概要
元越谷車止め(7:50)⇒入渓点(8:30)⇒大滝(9:20)⇒仙ノ谷出合い(10:20)⇒仏谷出合い(11:20)⇒水沢峠(13:30)⇒元越谷車止め(15:00)
渓谷の概要
この谷は前半の大滝上部ゴルジュ帯が非常に美しく鈴鹿を代表する美渓だろう それゆえに人気もあり多少人臭いが初心者でも安心して心行くまで渓谷美を堪能できる貴重な谷である
参加者
亀@管理人 / てるさん / よるのちょうさん
所要時間
約7時間
天候
晴れ時々曇り
遡行グレード
★★☆☆☆(沢1級+)
お勧め度
★★★★
写真室
無し
簡易マップ
備考
名神高速(吹田⇒栗東):1850円 かもしか温泉:500円 
地形図:伊船1/25000


何が楽しいって今日はビールが飲める! 何時もは日帰りで運転もあってアルコールは控えてるけど今日は前夜発なんで・・・
今夜の幕営点であるイナガ谷園地の駐車場に降り立つと速攻でテントを立て宴会の準備に入る ここはトイレ完備でベース地点には最適だ、既に何組かのパーティーが来ている
よるのちょうさんはおもむろに日本酒と貝のヒモを取りだしあぶり始めた
さすがは「夜の蝶」さん。

てな訳で今回は鈴鹿山系野州川の元越谷に行って来ました
朝6時に起床すると今までないくらいの良い天気 期待に胸ふくまらせながら仕度をすませる どうやら他のグループもみんな元越谷のようだ
出合いまでは車で10分くらいだ 早速林道を歩き始め堰堤を幾つか越した所で入渓点を探すが今朝、他のグループから出合い堰堤付近に蜂の大群がいたとの報告がありどこで入渓するか悩んで時間をロスしてしまう



幕営点のイナガ谷園地 明るいゴーロが続

結局分岐を道なりに沢へ降りて堰堤の上で入渓する しばらくは明るく開けたゴーロ帯が続き澄んだ水と今までに無い好天気でなんだかウキウキ気分になり ついつい浸からなくていい所まで入って行ってしまう やがて谷が狭まると大きな淵が行く手を阻む この淵は見るからに深そうで底がまったく見えない、左側を岩壁につかまりながら突破するが殆ど泳いでるのと同じ状態だ さらに進むと谷は左に折れ突然大滝が大迫力で目の前に飛びこんで来る


美しい淵をへつる 大迫力の大滝15M

この滝は水量も多く飛沫を上げながら落下し実に堂々としている 見た目は凄いが滝自体は悪くなく右壁を木の根につかまりながら比較的簡単に超えられる その他に直登ルートもあり落ち口に残置がある、今回てるさんが直登にトライするも出口付近のホールドが皆無だそうで「無理をしないで」と言うよるのちょうさんの言葉もあり止む無く戻ってくる
大滝の上はさらに素晴らしくこの谷のハイライトである 大理石を思わせる磨かれた川床にエメラルドグリーンの淵と小滝が延々と続き、さながら天然の流れるプールのようだ


天然の流れるプール 淵と小滝の饗宴

渓谷美に酔いしれる約30分、アルコールとはまた違った酔い気分である まあどちらも甲乙付け難いがホントに最高の気分になれる場所だろう
やがて左から仙の谷が出合ってくると谷の雰囲気が少し暗くなり平凡化する この先、仏谷出合いまでは見るべき所もなく淡々とした遡行が続き少し飽きが来る頃に仏谷が5Mの滝となって右から入ってくる 一見立派に見え本谷と間違えやすいが左の薄暗い廊下状の谷が本谷でこちらに進路をとると先行していた多人数のパーティー(10〜15人くらい?)がゴルジュの突破に手間取っていて渋滞している 淵に浸かって順番を待つ人、待ちきれず右壁を巻いて行く人でごった返し さながら御堂筋の交通渋滞のようだ
僕達も並ぶのは嫌だったのでここで食事にして時間をつぶす事にする 昼食後誰も居なくなったゴルジュ滝にまずてるさんがトライ、続いてよるのちょうさん、そして最後に僕がトライ!思ったよりも簡単で3人とも問題無く通過できた


渋滞解消後のゴルジュ滝 源流部を詰めて行く

その後は多段の連爆帯があるもののこれと言って問題になる所もなく源流部に入って詰めとなる やがて水も切れ雑木の中をひと登りすると目の前が開け伊勢湾が見える 藪こぎも無く実に気持ちの良いフニッシュで3人で今回の旅の成功を祝いあった

下山は稜線から進路北に取って水沢峠に出て そこから滋賀県側にどんどん下って行くと1時間チョットで元の出合いに戻ってくる
旅の最後は「かもしか温泉」へ、ここは最近一般客用に整備したらしく小さいながらも清潔感あふれ好感が持てる 今回は終日を通して大満足の山行でした。






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